初日。
金曜の夜、4時間で棚倉到着。かなり寒く、ダウンを着てもいいくらい。途中で買ったお弁当を食べながらクラブハウスで地元の方々のレッスンを見学しているとKコーチ率いる福岡チーム到着、予選大会で知り合ったお友達もいたのであみは早速仲間に入れてもらい軽く練習。相手のミスショットに「なにしとると〜!」っと怪しい博多弁で突っ込むあみ。気温や言葉の変化には強いです。
10/22大会初日。
この日は予選なので地元の舞踊団によるオープニングセレモニーの後、各地域の予選優勝者は練習や的当てゲームを楽しむ。一部の子は予選でも強そうな子の試合を真剣に観戦するがあみはお友達と大はしゃぎで練習。親やコーチ達からはあみちゃんの元気がうちの子にもあれば、あれほど明るくテニスができれば等とほめ言葉(?)をもらうが、父親としてはあまりにもハイテンションでうるさいので他の子の試合の邪魔になる事に少々気を使わざるをえない。朝は雨だったが天気は回復し、最高のテニス日和、山々にかかる黒い雲に明日の波乱を予感する。

10/23大会2日目。
いよいよ本戦。あみの一回戦の相手は昨日の予選を勝ち抜いた千葉の子。コーチは知り合いの元プロテニスプレーヤー、初顔合わせなので試合開始から観戦したがあみは絶好調。大きくリードした所で他の注目選手の試合をビデオ撮りに行って戻ってくるとあみはすでにコートの外でニコニコ。スコア6-0、6-0のストレート勝ち。とりあえず気持ちよく自分のテニスが出来たようだ。ちなみにKids Cupは雨でも降らない限り本戦は世界標準の3セットマッチ。次の試合は午後からなので大阪、神戸、埼玉、福岡、沖縄の子達と一緒にお弁当を食べる。知らない言葉が飛び交って、解らなくてもみんな笑顔で、ここにいる事が楽しくて、なんだかすごく癒された気分。コートを離れた彼女達はSBCの子達と一緒。みんな超かわいい!おかげであみは現在関西と福岡が入り混じったヘンな日本語を話してます。

photo by Jet
午後2時、2回戦の相手は大阪のKちゃん。kids cup1の時、8歳以下本戦1回戦でボコボコにされた相手。続くkids cup2では8歳以下決勝戦でちょっとはがんばったものの、やはりボコボコに打ち込まれたお友達。(コートの中では同年代として最強の相手)昨年同様、客観的に観てもいつも進歩がはっきり分る多分日本最強の9歳(小4)。今回は二人とも10歳以下で出場となり、少しは打ち合い、エースも取れたがスコアは1-6、2-6で敗退。あみは基本的にはベストのテニスをしたが、攻める気持ちが少し強すぎていつもよりミスが早かったかな?でも勝ちたい気持ちは伝わったし、相手が相手なので親子共に満足。最終日の準決勝はそのKちゃんが福岡予選で優勝した広島のAちゃんと激突。女子の参加者およびスタッフ全員がもっとも注目する試合となった。
10/23最終日。
この日は8歳以下男女、10歳以下男女の準決勝と決勝戦以外にも景品付の的当てゲームやダブルスの練習会と試合もあり、参加者全員が思いっきりテニスを楽しめる内容。天気は完璧!雲ひとつなく、風も弱く外に出るだけで気持ちがいい。が、しかし朝食を早々と済ませたあみは関西の子達と一緒になぜか室内コートでダブルスをはじめる。あみと神戸のUちゃんはまだいいとしても(負けちゃったので)他2名は10歳以下準決勝を控えている。「コートが違うし(準決勝は外)、大事な試合直前なんだからダブルスで盛り上がるよりしっかり自分の調整をしないと」な〜んて昨年の自分だったら言っちゃいそう。彼女達にお友達同士で盛り上がることが自分達の余計な緊張をほぐし、リラックスして試合に望めるという事をこの時教えてもらった気がする。第一その子達の親はまだホテルでゆっくり朝のバイキングを楽しんでいる!さすがだ。その後彼女達はそれぞれ準決勝を勝ち、10歳以下女子決勝は大阪対大阪のお友達対決となった。一人は前回のkids cup 3準優勝のTちゃん、もう一人はあみに勝ったKちゃん。この年齢の子達の試合にしてはコートの回りにかなりの人が集まり、試合も最初はお互い動きが少し硬かったが、いつもより慎重になったせいか、ボールに伸びがなかったKちゃんに対し、少しずつ自分のペースをつかみ、ミスは少なく、攻めるところを攻めきったTちゃんが優勝。表彰式の空には嘘のように綺麗な虹。長くて早かったけど沢山の刺激、収穫があった福島の3日間でした。
東京から一緒に行った修行中 の大会オフィシャルカメラマンが撮った写真は
こちらから。