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と言うわけで、今日は景気づけに私の大好きな、いやいや大嫌いなオナラのお話です。
今日の小話
「いきなりですが、私はところ構わずオナラをします。それになぜかオナラがよく出ます。小さい頃に『ブリブリの実』を食べてしまったからだと推測されます。
でも、よほどのことがない限り引っ込めたりはしません。体に優しいのですね。
そんな私は、こっそりとオナラをして、周りの人の反応を見るのが大好きです。エレベーターや、満員電車なんかは最高ですね。
まあ前回は
心臓破りの坂での大失敗もありましたが…。
要は人間観察が好きなんですね、まあそういうことにしておいてやって下さい。
さて先日、某大型古本屋チェーンで友人と一緒に、本を探していたところ、かつてないほどのゴロゴロ感が私のお腹を襲いました。
下痢ピー語でいうならば、まさにビッグウェーブというヤツです。本当なら、すぐにでもトイレに駆け込まなくてはならないほど切迫した状況であったため、オナラを楽しんでいる余裕などなかったのですが、ふと私に問いかける声がしました。
お前、こんなチャンスを逃す気か?
ルパン四世の小話で私に勇気を与えてくれた、例のもう一人のもりおの声です。
私の屁コキストスピリッツに火を点けるには、彼のこの一言は充分なものでした。
…試してみたい、どこまで通用するのか。
そう思うと、便意を押し殺した私の体は自然と、人のたくさんいる漫画コーナーへと向かっていました。
冷や汗を額に浮かべ、最高のオナラポイントを探していた約2分間は、一瞬の油断が命取りになる、常にギリギリの状態でした。
友人が立ち読みしていたポイントこそが周りに10人ほど他のお客さんがいる、最高のポイントでした。
もりお本、見つかったん?
何も知らずに彼は私に尋ねてきます。
んー、ないみたいやわ。
また今度にするわ。漫画でも見よかな。
などと、彼にも悟られぬように答え、私はそこに陣取り、慎重に準備に入りました。
少しでも音を漏らすと私の負けです。しばらくの間、あだ名は屁コキに決まりです。絶対に負けられない戦いがそこにはありました。
いよいよその時がきました。全身の力を一点に集中させ、少しずつ、かつ迅速にガスを体外へと押し出しました。
成功です。全く誰も音に気付いていません。隣にいる友人すらもです。
そして約10秒後、後ろの本棚にいたカップルの男性の方が、
くさっ!!と言う声を放つと、そこいらにいるお客さん達の顔が一斉に曇りだしました。自分で言うのもなんですが、かなりの匂いでした。普段はジャスミンの香りで有名な私のオナラが、この時ばかりは硫黄たっぷりの温泉の匂いがしました。
そこにいた全員が、急に本を本棚に戻して立ち去りました。まさにミラクルです。
クサッ、ほんま誰やねん!
などと、わざとみんなに聞こえるように友人に言いながら、私達ももちろんその場を立ち去りました。
大成功でした。まさにオナラ史に残る偉業でした。
満足感たっぷりで、ばっちりトイレに行った後の帰りの車で友人が、
いやいや、お前以外にあり得へんやん。
とボソッと冷たく言い放ちました。
まあぼちぼちがんばりましょう。」
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