汚れた手でこんにちは、孤高の天邪鬼こと一巳です。
さて本日の議題は 「1+1=2というルールの上で酒を飲むのであれば、僕とこの酒は同じものなのだろうか?」です。
僕は椅子に座りパソコンに向かって文章を綴っています、 もしも今、僕の変わりにこのショットグラスに入ったウォッカを椅子の上に置いたとしたら、、、
はい、大分話がカオスになってまいりました、
僕は1人の人間です、ここにあるのは1杯の酒です、 この空間に「1」と「1」があるわけです、 同じ「1」なのであればその二つが入れ替わったとしても何も変化は無いのではないか?と考えます。
話を戻します、 僕と酒とを入れ替えたとして、ウォッカにはおそらくキーボードを打つことが出来ないでしょうから、この文章が伸びることも無いでしょう、 結果としてここに綴られる文章に違いが出てきます、これは入れ替わった事による変化です、
視点をかえます、 たとえ僕がどんなに多くの文章を創ったとして、それを綴ったとしても僕が1人ここに存在するということに変わりありません、 またたとえこのウォッカがどんなに魅力的な香りを発したとして、それを漂わせようともこの酒が1杯ここに存在することに変わりありません、
つまり僕と酒が入れ替わったとしても、この椅子の上に「1」が存在することに変わり無く、変化は無いのです。
忠告、いや弁解を一つ、 僕は理論的に何かを証明したいわけではなく、 僕は一つの迷いを届けたい、
今グラスを空けました、僕は相変わらず「1」です、
今グラスに酒を注ぎました、また「1」と「1」です、、
あのウォッカがどこに消えたのかは分からないけど、 僕という存在が「2」になることは無く、 またこの「1」と「1」という瞬間を、 何度も何度も繰り返すのでしょう、
永遠ではない、 僕は「2」になることは無いけど、 いつか「0」にはなれるから、
もし生命を創った何かがいたとして、永遠から逃れる手段を用意してくれたのなら、僕はその存在に感謝します。
さて、結論を出さなければなりません、 「1+1=2というルールの上で酒を飲むのであれば、僕とこの酒は同じものなのだろうか?」 結論 「もう飲めません。」
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