私ひとりだけが楽しいブログ
今年最後の映画鑑賞に行きました。
今年はシネコンに行きやすい環境に引っ越したので、学生時代以来、結構たくさん観ましたねぇ。

私は旧作のファン(というか横溝のファンというか金田一シリーズのファン)なので、とても楽しみにしてました。
30年前の映画作品も好きだし、2時間ドラマなどになったものも面白かったので、期待してました。
ただ、30年前の映画作品は映画館では観ておらず、テレビ放映のものを観たので、映画鑑賞は今回が初めてだと思います。

やはり石坂浩二の金田一が最もいいですね。
古谷一行や稲垣吾郎もいい味出してましたけど、そして石坂氏は年をとりすぎてるけど、雰囲気がしっくりくるのは石坂氏です。
そのほかの俳優さんも、現在人気の方々が多数起用されていましたが、キャスティングはすごくよかったと思います。
松嶋菜々子さんがちょっとミスマッチでしたが・・・。
松嶋さんは顔立ちがはっきりしていて身長もかなり高く、美しくはあるんですが、あの役を演ずるための繊細ではかなげな雰囲気が残念ながらイマイチなんですね。
実写「火垂るの墓」の時も、戦時中にもかかわらずお化粧と髪型が決まりすぎていたし・・・現代劇の女優さんだと思います。

まあ、全体的なキャスティングは満足です。
作品としての完成度もかなり高くてよかったです。
ただ・・・この手の探偵モノのリメイクって難しいですね。
面白かったのは間違いないんですが、ストーリーや犯人が全てわかった状態で観るわけなので、やはり新鮮味には欠けます。
微妙に演出などは変わっているけど、根本的な内容は同じですから。

そんなわけで、前作やドラマを知らない人のほうが楽しめる映画かもしれません。
余談ですが・・・必要かどうかわからない役どころの深キョンがとってもきれいでかわいらしかったです。

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2006 12/29 22:17:27 | おでかけ | Comment(0)
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