倉庫を整理していて高校から大学時代の本が段ボール箱の中から出てきた。
特に大学時代は読みあさり、古本屋で買っては売りを繰り返した中で、出てきたのが坂口安吾の10冊。
『堕落論』は終戦後の暗澹たる世相の中、戦時中の倫理を否定し、「堕ちきること」を肯定する内容で、次に読んだのが『不連続殺人事件』。
これで完璧にはまった。
以来読み続け、「家康」「道鏡」のような歴史物から『白痴』等読みあさった。
あれから、どんなジャンルの本も読みあさるようになった。 特に夜中、読んでない本が数冊ないと落ち着かなくなり、 今もその状態… 会社員でなければ必要経費で落ちるだろうに、 読書減税というのもあっても良いなぁ…
青春の残り火が、今日、燃え上がった。
そして、 心が元気になった…
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