なんだか、また間を開けてしまった。
毎度同じパターンだが、本の備忘録から少しずつ復活。
キャプテン兄です。
いきなり粗筋から書いてしまう。
都会を離れ海辺で、静かな暮らしを営む男の元に、一人の女性が現れる。
その女性はある大きな問題を抱えており、その問題は、
男のある過去とも繋がっている。
男は女を追い、多くの謎が解き明かされていく。
率直だがとにかく、うまい。
特に構成が絶妙なのである。
読み進める中で、もうこの小説は終わってしまうのではないかと
思わせるシーンがいくつかある。
しかしながら、本は所詮「物」でしかなく、ページが残っていれば、
物語がまだまだ続くことを教えてくれる。
終わりそうなのに、続きがあることがわかると
今後の展開が気になって仕方がないのである。
すっかりこの読ませ方に翻弄されてしまった。
また、女性は男性を動かし、男性は女性を動かしていく。
なにかあたり前のような話だが、文章に迫力があるので、
安っぽくないのである。
大沢在昌の小説に飽きる時はくるのだろうか?
と思わせる一作。
秋に墓標を〈上〉大沢 在昌,
角川書店
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秋に墓標を〈下〉大沢 在昌,
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