先日山羊屋さんが来た。なんかいつもと様子が違う。
お父さんに白兄ちゃんを貸してくれといっている。狸の穴があるから猟を試したいとのことだ。
山羊屋さんの見つけた狸がいそうだという所へお父さんが私達を連れっててくれた。
お父さんはこんなところにいるんかいなという顔をしている。
白兄ちゃんはすごい勢いで前足で穴のまわりを掘り出した。出てきた根っこは口で食いちぎって土を掘っている。
私は穴のまわりの様子をみる。ふーむやっぱりいそうだ。
山羊屋さんは白の様子をみてお父さんに別の穴から逃げ出さないか見ててくれといってスコップを取りにいった。
白兄ちゃんは肩口まで穴に入ってまだ掘っている。
お父ちゃんたちはスコップで穴を大きくしてくれた。
15分ほどで白兄ちゃんは尻まで穴に入れるようになった。
中から唸り声が聞こえ兄ちゃんは口から血を出しているがまだ掘っている。
白兄ちゃんとお父さん達は交代で穴を大きくした、私が入ろうとするとお父さんは尻尾を持って引きずり出す。
そのうち狸の顔がみえたとかで白兄ちゃんが穴に入って一瞬の間に狸と格闘して引きずり出してきた。
白兄ちゃんは首根っこを咥えて私もなんか血が騒ぎ太ももの当りに飛びついた。
数秒で狸は虫の息になった。
山羊屋さんは犬が離すまでそのままにしておいたらいいんだとお父さんにいっている。
お父さんは白兄ちゃんが土で真っ黒になっているのでお母さんがみたらなんていうか心配だと山羊屋さんと話している。
山羊屋さんは私達をみて満足そうである。
私達も血が騒ぎ満足した。
お父さんは私達の汚れをきにして憂鬱そうである。
家に帰ったら案の定お母さんに叱られた。
この寒空で水で洗われて寒かったぞぅ ワン