以前、「日銀が国債を買えば」と述べたが、日銀はその一線を越えたくないようだ。
今の、『円高批判』には「為替介入」、「日銀批判」が大勢を占めている。
EPA を問題にすると、必ず『農業問題』が浮上してくる。
はたして、日本の農業はそれほど弱いものなのか? もちろん、弱い部分には補助が必要かもしれないが、「MADE IN JAPAN」は駄目なのか?
資本主義の世界では、ある程度危険を冒しつつ、もちろん食料自給率の問題もあろうが、『農業』を神聖、絶対的なものから グローバルの波に揉まれる時代に変化させていく必要なのではなかろうか。
そこで、どうしても駄目ならあきらめることもあろうが、『やってもいない段階』で いつまでも日本の政策に『農業保護』という壁を立てているのは、間違っていると思う。
確かに、政治家になるために『農業 票』は、大事であろう。
デフレ、産業空洞化、政府の大小、地方主権…
関税を下げる方向に、走り出す時期ではないか。
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