福田総理が1月の内閣改造を見送った。
多くのメディアの見方は『内閣改造』ありであった。
これは、見過ごされそうだが、福田康夫カラーの出始めである。「しない」ことを、取り上げるのも変な話だが、福田さんが腹をすえたのではないかと思わせる。
うがった見方だが、『新テロ特措法』を衆議院の3分の2以上の賛成で通すしかないと決断したのではないか。
その後、メディア及び国民の反応を見、次の一手を打つつもりなのではないか。
民主党が問責決議案が可決されたとしても、総選挙を行わない。それでも、もつと考えたのだろう。負ける総選挙を行うより、カードとして持っていた方が良いのである。
メディアも国民も大騒ぎはしない。
国会は雪崩をうって『年金問題』へと焦点が移っていくのだろう。
問責決議案が出されても、乗り切れるとかけたのである。