ドアに背を向けて寄りかかり
仰いだ空は青すぎて
下唇をかみ締める

早くあけてくれませんか
鍵が無いから 鍵が無いから入れない

太陽が10回沈んでもドアは開かない
鍵が無いから 鍵が無いから
その向こうにいる君の表情を僕は知らない

ポケットに入れたはずのこの部屋の鍵がない
鍵が無い 鍵が無いから入れない
どこへやったのか わからないから探せない

君の歩く音がドアの向うからした
久しぶりに振り向いて気づく
嗚呼 このドアには鍵穴が無い
いつ無くなったのか 君が外してしまったのか
鍵があっても 鍵があってももう入れない

ただ叫んでドアを叩く
君が中から開けてくれるのを待つしかない
もう凍えそうだ だから早く開けて欲しい
ねぇ 鍵が無いんだ

鍵が無い 鍵が無い
君の心を開ける鍵が無い

締め出された僕には鍵が無い







2006 03/01 16:02:03 | | Comment(0)
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唐突な恋情や
緩やかな愛着に嫌気がさすも
精密な感情を
稚拙に表現することしかできず
強硬な意思は
緻密な思考の邪魔になる

退屈な日常を放棄して
鳥になることもできず
蝶になることもできず
空に行くことは叶わないまま

無限の可能性への理解は
絶望と共に広まって
矮小な自由を略奪し

僕はまだ僕のまま

貧弱でいて無機質な
今日という日々に縛られている


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お久しぶりです。
あさってからテストなので忙しいのです;
「天使たち」も書きたいんですがいまいちうまくかけません。敬体で書いたのが間違いでした(´ム`))


2006 02/22 21:41:52 | | Comment(0)
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崩壊しかけた理性を押し留めて lust for
いつでも君は genius
何でも知ってるんだろ 僕だけのwizard

床にぶちまけられた感情をまるめて
ゴミ箱に投げ入れて リビングから色を消した
退屈なテレビもラジオも全部君の声なら
国会中継だって聞けるのに
今日の議題は制圧したくたってできない nonaggression treaty

切り裂かれた欲望にキスをして No shit!
どこでも君は cool as hell
空だって飛べるんだろ 僕だけのangel

不意に突きつけられた激情を溶かして
冷蔵庫に入れて 別のものにした
平凡な授業も説教も全部君の隣なら
聖書の朗読だって聞けるのに
今日読むところは君と僕の物語 we're Adam & Eve 

ああ
世界に奇跡があるとしたら 
それは君と出会えたことだと 胸を張って言える
僕らはきっと 地上に降りた 翼のない鳥

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ロックテイストというか、そんな気分で書きました。
最後の連はあとで書いたので少し始めと言ってることが違うような・・・。
タイトルが浮かばなかったのですがダブル、we、とかそんな感じでつけて見ました。
2006 02/07 17:32:25 | | Comment(0)
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君と出会えた それだけで
僕の毎日は 楽しいから
ちっぽけな奇跡さえ
カミサマが祝福してくれているんだと思ったり
この青い空は
僕のためにあるんだと 
そんな風に 思えたりする。
2006 02/04 16:35:23 | | Comment(0)
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君と僕の
友情に乾杯
君とあの子との
愛情に完敗

叶わなくっても 思い出は
右のポケットに入っているから
だから 僕は
転ばないように走っていこう。

2006 02/03 16:31:08 | | Comment(0)
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 大騒ぎになりました。多くの天使たちは逃げ出そうとし、勇敢な天使は火を消しに向かいました。しかし火を消しに行った天使たちはみな、翼を焼かれて戻ってきました。
 しばらくすると翼を焼かれて飛べなくなった天使たちも、家族や友人に連れられて逃げ出しました。
 炎はあっという間に燃え広がり、楽園は火の海でした。
「だれか、助けてくれ」
楽園が燃えるのを眺めていたイルは、助けを求める男の声を聞きました。見ると、人間の男が逃げ惑っていました。翼を持たない彼は地上へ飛び立つことができなかったのです。
「助けてくれ!」
男はイルの姿を見つけると駆け寄ってきてそう言いました。もう他に天使は残っていませんでした。
「無理よ。それに私は地上に逃げる気なんてない」
イルはそう言って首を振りました。それを聞くと男は驚きました。
「なんだって?」
「私の小さな体じゃあなたを抱えて飛ぶことはできない。だから無理だと言ったの」
「そんな…」
男は落胆しました。
 そうしている間に炎はどんどん二人に迫っていました。
「じゃあ俺はここで燃えよう、しかたがない」
男は言いました。逃げることを諦めたようでした。
「あんたは早く地上に逃げろ」
男は言いましたが、イルは動きませんでした。
「言ったじゃない、私は地上に下りる気なんてないと」
イルが言ったときでした。
「早く!」
男が叫び、イルを突き飛ばしました。突き飛ばされたイルは空に飛び出し、雲の中を落ちて行きました。
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2月5日訂正
2006 02/02 22:34:35 | 童話 | Comment(0)
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 空の高いところに、天使たちの暮らす楽園がありました。そこに住む天使たちはみな、白く美しい翼と流れるような金の髪を持っていました。ただ一人を除いては。
 その一人はイルと言う名で、幼女の姿をした天使でした。イルだけは闇のように黒い翼と燃えるように赤い髪を持っていました。そして背中にはいつも、自分の背丈と同じくらいの大きさの十字架を背負っていました。
 他の天使たちはそんなイルを気味悪がり、悪魔の生まれ変わりだと言って誰も話しかけようとはしませんでした。
 ある日楽園に人間の男がやってきました。天使たちは男を歓迎しましたが、イルだけは男を地上へ返そうとしました。しかし他の天使たちは誰もイルのいうことを聞きませんでした。
 翌日、男はイルに声をかけました。
「こんにちは、天使さん」
男が使ったのは西方訛りのある言葉でした。
「なにかご用ですか?」
イルはその口調があまり好きではありませんでした。
「なぜあんただけ色が違うんだ?」
男は訊ねました。
「忘れないように色を塗ったの」
イルはそれだけしか答えませんでした。
 男は何日も楽園にいました。地上に帰る気はないようでした。楽園があまりにも楽しい場所だったので、男は日に日に自分の故郷を忘れていくのでした。
「まだいたの?」
イルはそんな男の姿を見るたびに言いました。
 
 カンカンカンカン。
ある朝、天使たちは鳴り響く警鐘の音で目を覚ましました。
「火事だ、火事だ!」
誰かが叫びました。

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童話に挑戦。
2006 01/29 21:52:23 | 童話 | Comment(0)
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僕の手の冷たさに
君は嘆息しただろうか
小さな鳥を守りきることさえ
できないこの手は
壊すばかりで

君の手を握れば
かすかな悲鳴が聞こえる
「冷たいよ」
温もりを
僕はいつも探してた
君が与えてくれると信じていた

君は悲鳴を上げながら
僕の手を離さない
僕が君の手を引いて
そこから君を救いだせると君は信じてた

凍りがとける
僕の手もとける
君の熱に溶かされてゆく
ごめんね僕は
君の手をひいては行けない

二人の足元に線を引くように
冷たい手が零れ落ちる
2006 01/28 21:28:35 | | Comment(0)
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飴の入った瓶を
月の光のよく当たる場所に置いておくと願いが叶うと
親友は言った

いまはもう
意味のないまじないをした彼女の気持ちがわかるから
笑いながら同じことをする
彼が私を嫌いになりませんようにと願いながら

決してまじないを信じる気になったわけではなくて
ただ
ただまじないは儀式なのだと知ったから
2006 01/27 21:12:45 | | Comment(0)
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窓硝子に写るビルたちは
ひどく単調で退屈だ
忙しく走る車は
醜悪な鉄の塊にしか見えず
コンクリートに阻まれた視界は
妙に冷たく絶望的だ

それが世界だった
どんなに夢を見ても
今見えているたったそれだけが世界の全てだった

白い鳩が視界の隅で墜落した
平和が墜落した

それでもビルは相変わらず乱立していて
車は走り続けている

世界は変わらない

きっと世界は
人間を閉じ込めておく監獄なのだろう


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更新が遅くなってしまいました;
2006 01/26 21:04:18 | | Comment(0)
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