こんな記事がありました「農協に配慮か」とまあ、朝日系列のWebページなので「配慮か」と穏やかな表現になっています。
しかし、その配慮している証拠を列挙する報道内容になっています。
私の尊敬する
為替王さんも農政構造改革に無関心とやや強めに批判されています。
では、ヘタレ投資家ことローマックはどう考えるか?
最近マスコミでも下火になっていますが、「政・財・官の癒着構造が日本の最大の問題」と騒がれていました。
騒がれなくなったのは、癒着構造が解消されたからではなく、マスコミが興味を持たなくなったからである。
つまり、癒着構造は未だに健在なのだ。
議員内閣制なので政と官が癒着するのは結果的に仕方ないのかも知れません。しかも不勉強な政治家が多いので行政を役人から教わる政治家が多いのでなおさら政と官は癒着・・・というより、官に政が操られている言って良いでしょう。
その見返り(?)に政は官に権益をあたえているのです。(それが既得権益の根源!)
政と官の癒着は分りましたが、農協がどのように政・官と癒着しているのか?
それは自民党にキーがあります。
上で紹介した朝日系のWebページで「圧力団体」と言っていますが、どうやって圧力をかけるのでしょうか?
農協は直接農水省に圧力を掛けられるわけではありません。
農協が圧力を掛けられるのは「自民党」です。
(仮に農協が直接圧力をかけている様に見えても、その背後には自民党がいるのです。)
どうして、農協は自民党へ圧力が掛けられるのでしょうか?どうやって癒着しているのでしょうか?
答えは簡単、自民党最大の支持団体が農協だからです。
自民党は農家を保護し、農協は選挙で自民党へ票を入れる。この構造が自民党を支えています。
「自民党は都市部で弱い」とよく言われるのを皆さんもご存知だとおもいますが、都市部に農家が少ないからです。
まあ、自民党独裁(コバンザメ公明がいるので独裁と言うのは変かもしれないけど
の政権下ではコメ先物が上場することはありえないと予想します。自民党が選挙で負けた時に再度上場を申請すると良いでしょう。
でも民主党のあの体たらくをみると期待は出来ないでしょうね。