蹴球こそ日々の活力。蹴球に関する話題を多角的かつ広範囲に扱います。
|
|
|
監督 ズラトコ・クラニツァール
GK トミスラフ・ブティナ(クラブ・ブルージュ:BEL) スティペ・プレティコサ(ハジュク・スプリト) ヨエ・ディドゥリツァ(オーストリア・ウィーン:AUT)
DF ロベルト・コヴァッチ(ユヴェントス:ITA) スティエパン・トマス(ガラタサライ:TUR) ダリオ・シミッチ(ミラン:ITA) マリオ・トキッチ(オーストリア・ウィーン:AUT) ヨシップ・シムニッチ(ヘルタ・ベルリン:GER) イゴール・トゥドール(シエナ:ITA) マリアン・ブリャト(ディナモ・ザグレブ)
MF イェルリコ・レコ(ディナモ・キエフ:UKR) ニコ・クラニツァール(ハジュク・スプリト) ニコ・コヴァッチ(ヘルタ・ベルリン:GER) マルコ・バビッチ(レヴァークーゼン:GER) ダリヨ・スルナ(シャフタール・ドネツク:UKR) イヴァン・レコ(クラブ・ブルージュ:BEL) ルカ・モドリッチ(ディナモ・ザグレブ) ユリカ・ヴラニェス(ブレーメン:GER) アンソニー・セリッチ(パナシナイコス:GRE)
FW ダド・プルソ(レンジャース:SCO) イヴァン・クラスニッチ(ブレーメン:GER) ボスコ・バラバン(クラブ・ブルージュ:BEL) イヴィツァ・オリッチ(CSKAモスクワ:RUS) イヴァン・ボスニャク(ディナモ・ザグレブ)
※BEL=ベルギー、AUT=オーストリア、ITA=イタリア、TUR=トルコ、GER=ドイツ、UKR=ウクライナ、GRE=ギリシャ、SCO=スコットランド、RUS=ロシア
※text by yahoo Japan
【予想フォーメーション】
3−4−1−2
GK ブティナ
DF トマス、R・コバチ、シムニッチ
MF スルナ、トゥドール、N・コバチ、バビッチ、クラニツァール
FW プルソ、クラスニッチ
【チーム戦術】
堅守速攻型、サイドアタック
<解説>
W杯予選は7勝3分の無敗で突破。特にスウェーデンを相手に2連勝した実績が光る。日本をキリン杯で破ったブルガリアの1軍にも、1勝1分と負けなし。直近のテストマッチではブラジルと引き分け、アルゼンチンを3−2で下し、その勝負強さはネームヴァリューとは比べ物にならないレベルと言える。
監督であるクラニツァールは、堅守をベースとした非常に安定感のあるチームを創り上げた。
3バックは高さ(シムニッチが195、トマスが186、R・コバチが182)と経験を備え、中でもセンターのR・コバチは、高こそ欠けるがバイエルン、ユベントスで老獪なディフェンスを見せ続ける欧州屈指のディフェンダーだ。控えにもサイドバック、センターバックをこなし対人戦に定評のあるシミッチがいる。
中盤の底に位置する2人のMFは守のトゥドール、万能型のN・コバチがフィルター役をきっちり果たし、ゲームをコントロール。堅実なプレーが売りのヴラニェスも所属するブレーメンとともに成長著しく、バックアップも十分。
両サイドハーフのバビッチ、スルナのアップダウンは90分間とどまることを知らない。得点力にも恵まれており、鋭いドリブルと併せて抜群の破壊力を誇る。
また、トップ下では監督の息子にして「クロアチアの英雄ボバンの再来」とも評されるニコ・クラニツァールが卓越したスキルで攻撃を司る。クラブチームでは今季フォームを崩したが、素質は欧州のビッグクラブが目を光らせるほど。このポジションにはモドリッチという同世代の逸材がメキメキと頭角を現しており、一部では「クラニツァールの父親が監督でなければモドリッチが先発するはずだ」とまで言われている。オプションとして、スーパーサブとして価値のある選手だ。
FWはデカくて上手い、プルソとクラスニッチのコンビ。お互い所属チームで素晴らしいシーズンを過ごし、心配なのはコンディションだけ。プルソは膝に爆弾を抱えており、クラスニッチも怪我がち。もっとも、バラバンやオリッチ、ボスニャックと個性的な才能を持つサブメンバーは好調維持。どちらかが離脱しても心配は要らないだろう。
最後の砦であるGKも、レギュラー、控え共に高いレベルで遜色無く、長身で安定感がある。ブティナはプレティコサの怪我でレギュラーが回ってきたユーロ2004でスーパーセーブを連発。一躍ヨーロッパに名を轟かせた。98年大会のラディッチから2002年のプレティコサ、そしてブティナと名GKが連綿と名を連ねており、同国のアドバンテージとなっている。
各ポジションに隙の無い戦力を抱え、フォーメーションやメンバーをほぼ固定してきたことで連動性と組織力も非常に高いレベルになっている。ブラジルといえども苦戦は必死だろう。日本の付け入る隙は限りなく小さい。守備にやや難のあるクロアチアの両ウイングバックの裏を狙い、サイドから上手く崩したいところだが…。
|
|