私がこの映画を知ったのはもう6年以上も前ですが、中国系の国際線の中でした。
>>Startクラシック音楽系で楽器を俳優さんが演奏する映画は、どれだけまねをして演技して演奏していても、演奏している姿が本物ではないので、流れている演奏と一致しないという気持ち悪さがあって、そういう映画は好まないのですが、この映画のヴァイオリンを弾いている少年の姿は、実際に弾ける人だという弾き方だったので(その分演技はぎこちなかったですが)、演奏の場面もなかなか素晴らしいものだったのと、内容の良さとに感動しました。
機内で観たときは、もちろん彼のことを知らずに観ていたのですが、彼の事はのちに日本でもこの映画が話題になったときに、ヴァイオリンがかなりうまいということを初めて知りました。
機内で観たのは途中からだったので、もう一度観たいと思い続けてこの映画を探していたのですが、題名もわからず、そのままあきらめていたのですが、偶然駅のホームにこの映画の試写会が1日あるというポスターを見つけて、やっと映画の題名を知り、その後、しばらくして、DVDが発売されたので購入し全部を観る事ができました。
機内で後半だけを観て、ずっともう一度観たいと思い続けて、かなり自分の中で期待が膨らんでいたと思うのですが、DVDを購入して初めて通しで観れたときも、かなり感動でした。期待以上に素晴らしい映画だったのだと思います。
今はNHKでもドラマ化されて放送されています。当時は誰も知らず、友達に私のDVDを貸して”これ感動だから観て!”って、勧めていたのが、今はこんなに有名になったというのに驚いています。
ヴァイオリニストの少年のお父さんの愛の素晴らしさ・・・、これがこの映画の一番の良さだと思います。ぜひ観ていただきたいです。
この映画にも出演していますが、本当に演奏しているのはリー・チャンユンというヴァイオリニストです。世界を泣かせた人のCDです。