『スターバト・マーテル』は、イエス・キリストが十字架にかけられたときの聖母マリアの悲しみを歌ったラテン語の詩で、『悲しみの聖母』と訳されます。
この詩には、たくさんの作曲家が曲を作っていますが、その中でも最高傑作と言われているのが、
ペルゴレージの
『スターバト・マーテル』です。
>>Startこの曲は、ソプラノとアルトの二重唱に弦楽というシンプルな編成で出来ており、そのとても美しいメロディとハーモニーが、心を豊かに穏やかにさせてくれます。
ペルゴレージ(1710〜1736)最後の作品の、この深い言葉と旋律をぜひ聴いていただきたい。