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四川地震&北京五輪、李白が予言?…中国で謎の漢詩メール出回る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080727-00000065-sph-soci

「中国の詩人・李白が、北京オリンピックや四川大地震を漢詩で予言していた!」というチェーンメールが中国国内で出回っているようです。
はたして本当なのか?

私の感想は・・・
「眉唾もの」です。
なんか、コジツケのようだし、作為を感じます。

みなさんはどう思いますか?


7月27日8時1分配信 スポーツ報知

 中国唐代の詩人・李白(701〜762年)が北京五輪や四川大地震を漢詩で“予言”していたとするメールが、携帯電話やインターネットを通じ、中国国内で出回っている。中国では今年に入って、2005年の反日デモなどを予言していたとする偽物の予言漢詩が、チェーンメールとして広がっていた。今回の漢詩もそれらと酷似しており、全くの偽物とみられるが、ネット掲示板にも転載され「四川大地震は宿命だった」などとまことしやかに語られているという。

 「詩仙」李白は、1200年以上前に、北京五輪と四川大地震を予言していたのか?


北暮蒼山蘭舟四

 京無落霞綴清川

 奥年葉落縁分地

 運水微漾人却震

 この七言絶句型の漢詩だが、各句の最初の文字を並べると「北京奥運(北京五輪)」。最後の文字を並べると「四川地震」となる。

 この漢詩は、5月12日の四川大地震発生後しばらくして、チェーンメールとして出回り始めた。

 一見、自然の風景を描いた漢詩のようにも見えるが、意味は通っていない。さらに漢詩独特の韻も踏んでいない。「李白全集にこのような漢詩はない」との指摘もあり、偽物と考えて間違いないようだ。

 実際、この漢詩には「元ネタ」が存在する。いずれも、各句の最初の文字と最後の文字が変わっただけのものだ。

 元祖とみられる漢詩は、上4文字が「日本去死(日本は死ね」、下4文字が「小泉定亡(小泉は必ず滅びる)」となっている。2005年の反日デモを予言した漢詩というふれ込みでメールが出回った。

 続いて現れたコピー詩は、上4文字が「法国去死(フランスは死ね)」、下4文字が「家楽福亡(カルフールは滅びる)」というもの。今年4月に行われたパリでの五輪聖火リレー妨害に端を発した、フランスへの抗議行動を予言した漢詩としてメールがばらまかれた。

 今回の「北京五輪・四川地震」編は、一連の予言漢詩の最新バージョンとみられる。

 四川大地震では、李白が住んでいたとされる四川省綿陽市江油の「李白故居」の山門が崩壊。入り口の石塔に書かれた李白の詩がはがれ落ちるなどの被害が出ている。

 ◆李白 盛唐の詩人。西域で生まれ、綿州(現・四川省)で育つ。字(あざな)は太白(たいはく)。号は青蓮居士。酒を好み、奇行も多く、一時、玄宗朝に仕えるが追放され、放浪の旅に出る。好んで酒・月・山を詠み、最期は酔って水中の月をとらえようとして水死したと言われる。絶句と長編古詩を得意とし、「詩聖」杜甫に対して「詩仙」とも称される。代表作に詩文集「李太白集」(全30巻)。
2008 07/27 13:47:29 | none | Comment(0)
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