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“ドタバタ劇”を乗り越え勝利をつかんだ。J2ベガルタ仙台は20日、J1川崎と韓国・高陽国民銀行とのダブルヘッダーに1勝1敗。練習自粛処分の選手や、けが人などで出場選手が足りず、大学生を借りて戦った川崎戦は0−1で敗れたが、高陽国民銀行戦は4−2で逆転勝ち。今キャンプで取り組んできたフィジカル強化の効果を発揮した収穫の勝利で、転んでもただでは起きない、チームの成長を感じさせた。
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苦しんだ分、勝利の喜びも大きいと手倉森監督の表情がほころんだ。
「フィジカルの成果が見えた。残り2試合もこのくらいのテンションでやっていきたい」
この日2試合目の韓国Nリーグ・高陽国民銀行戦は、後半の3得点で4−2逆転勝ち。日本でいえばベガルタと同じJ2に当たるNリーグチーム相手に負けられない気持ちと、それ以上に苦しいチーム状況を克服した勝利だ。
宮崎県延岡市で車破損の問題を起こした4選手に、名川社長が試合前日の19日に練習参加自粛を指示。その結果、フィールドプレーヤーが足りない非常事態に陥った。
チームは急きょ、19日まで合宿中だった九州大学選抜から3選手を“獲得”。川崎戦に臨んだが、MF佐藤がでん部を痛め前半だけで交代し、渡辺コーチを出場させるなどドタバタ感はぬぐえなかった。だが高陽国民銀行戦では一転、チーム全体の運動量が最後まで落ちず、素早いプレスからボールを奪って早い攻撃につなげて4得点をマークした。
「得点に絡むのが僕の仕事。(90分間で戦う)最初の練習試合をいい形で終われたかな」
攻撃的姿勢を前面に出し、2得点したMF宮沢が手応えを語った。スタメンで唯一新加入選手の宮沢にも、延岡キャンプから継続して鍛えてきた厳しいフィジカル練習の成果が表れた。
22日にJ1大分、24日にJFL・ホンダFCと試合が続く。2試合とも45分×3本の予定のため、この日欠場した故障者らの復帰が待たれるが、主力級はけが人も少なくメンバー構成に大きな支障はない。今後コンディションが整ってくれば“人もボールも動くサッカー”をさらに表現できるはずだ。
「残り2試合、もう少し組み合わせを変えた形を見たいところもある。チームの武器を探していきたい」
チームはまだまだよくなると、指揮官は前向きに語った。苦境をひとつ乗り越えた勝利で、ベガルタが大きな収穫を手にした。
(有吉広紀)
SANSPO.COM
すっかり2流が定着してますよね。
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