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大相撲名古屋場所2日目(9日・愛知県体育館)、初日にまさかの敗戦を喫した朝青龍が難敵・若の里を下し、連敗を5で止めた。白鵬の横綱昇進で03年11月14日の九州場所6日目以来1333日ぶりに結び前の取組となったが、立ち合いからすぐに有利な体勢に持ち込み快勝。横綱ワーストタイの6連敗を回避するとともに反攻へのろしを上げた。新横綱・白鵬も危なげない相撲で出島を下したが、大関・魁皇に土がついた。 【取組結果】
雑念を振り払い、立ち合いに集中した。朝青龍は右腕を突き出しながら低い姿勢で若の里に当たると、楽々と右上手を取った。そして差し込んだ左を返して若の里の右腕を“バンザイ”させ、最後は腰を下ろす万全の体勢で寄り切った。まさかの黒星発進に前夜は「何か呪(のろ)われているのか?」と自虐的になることもあったが、切り替えは早かった。会場に乗り入れる車を替えるなど、決意を新たに場所に臨んだ。会心の勝利に「立ち合いの踏み込みが良かった。一気に出ようと思ったけど、油断をせずに万全の状態で出た」と自画自賛だ。
初日に安美錦に不覚を取り、夏場所12日目からの黒星は自己ワーストの5に伸びた。連敗となれば横綱としては史上5人目のワースト記録(6連敗)に名を連ね、休場の危機にも直面するところだった。数々の記録を打ち立てた男も、不名誉な記録は避けたかったはず。過去何度も辛酸をなめさせられた難敵を退け、最大のピンチから脱出した。
この日は白鵬の横綱昇進で久々に結び前の取組を経験した。勝ち残りを含めて、武蔵丸との2横綱時代だった03年九州場所6日目(11月14日)以来1333日ぶり。「意外と(控えている時間が)長いな。いつもならそのまま支度部屋に帰っていくのに…。でも(結びを)いい席で見られるよ」と笑いながら振り返った。ただ、連敗を止めたことで強気な姿勢も戻った。白鵬の相撲を見て気合が乗るか、の質問には目を怒らせて言い放った。「見ただけで入ったらアホだよ。まだ2日目だからね」。一見ぶっきらぼうな発言だが、この気迫こそが大横綱を支えてきた原動力。「世界一負けず嫌い」の闘争心は、まだ健在だった。 [ 2007年07月10日 スポニチ]
でも横綱になって結構たちますよね。
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