オバマ大統領が２０日の連邦議会議事堂前での宣誓の際、ロバーツ長官が「誠実に大統領の職務を遂行する」と言うべきところを「大統領の職務を誠実に遂行する」と言い間違えるというミスをおかしてしまったのはご存じのかたも多いと思います。

その時、オバマ氏はちょっとほほえんで、間をおいてそのまま従ったんですね。

その後、記者会見の時に側近の人が「私はロバーツほど記憶力が良くないので。。。」と、ロバーツ長官をちゃかすような発言をしたんですが、私が注目したのはその時のオバマ氏の反応でした。

オバマ氏は、ニコリともせずに、首をかすかに振っていましたから、あきらかにそのちゃかすような発言に怒っているようでした。

あそこで、一緒になって笑ったり、微笑んだりしないところが、なかなか凄いと思いました。

ミスをおかした人を陰で笑いにしたりするようでは、大統領にふさわしいとは言えないでしょう。

やはり、オバマ氏は「本物」かもしれません。

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