先日のこと、 Ｖａｎ の夕方の散歩担当である長男が「 浜にカメみたいなのがある 」とのこと。
私のいつものコースと違うので、早速 Ｖａｎ を連れて確認に行ってきました。


ほんとだ、 カメ みたいなのが．．．。

近づいてみると．．．。


角度を変えてみても．．．。


これはどうやって見ても ウミガメ です。
甲長は7〜80cmほどあります。

可哀想ですが、死後けっこうな日数が経っているようです。

毎日たくさんの人がこの堤防を散歩しています。
たまには釣り客も．．．。

どうして生きているうちに気づいてやれなかったのか、胸が痛みます。

南国市教育委員会に連絡をすると、素早い対応で「 環境課 」に連絡をしてくれました。
でも、この堤防が 国土交通省 の持ち物なので、直接は動けないとのこと．．．。
早速、 国交省 に連絡をしてもらいました。

生物学的な観点もあるので、あとは 国交省 にお任せしました。



昔は広くてキレイだった砂浜も、今では消波ブロックで囲まれています。
堤防も高波を吸収するためと美観のために、変わった構造になっています。

ブロックの穴には石が詰められているはずなんですが、高波ににさらわれたのか、掘ったのか
下の方は大きな穴のままに．．．。



この ウミガメ 、おそらく産卵をするために、このわずかな消波ブロックの間を抜けて一生懸命に
上がってきたのでしょうね。
産卵した後か前かはわかりませんが、さぞや無念だったことと思います。

またひとつ、人間のために野生の命が消えました。

反省とともに、心よりご冥福を祈ります．．．。

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