
私の会社は、高知市はりまや町3丁目というところにあります。
はりまや町のはずれではありますが、一応、高知市街のど真ん中!
そのど真ん中に「
高知八幡宮」(通称:はちまんさま)という神社があります。<legend></legend>
今日・明日と秋の大祭らしく、町内には御幣付の縄が張り巡らされ、御神輿の行列が 練り歩きました。
太鼓とホラ貝の音が聞こえてきたら、御神輿が近づいたという合図。
住民が沿道へ出てきて御神輿に手を合わせます。
この八幡さまのお祭りは、二月の
箸供養祭から幕を明けます。
毎年二月中旬に、観光関係者、ホテル、飲食業界などから大勢の人々が集まり、1年間に使用されたはしに感謝して無病息災を願い、持参された数十万本のはしを、正方形に組んだ神炉(しんろ)の中に次から次へ投げて手を合わせます。
高知八幡宮には「
箸塚」が建てられています。
案内板には「
食物と人とを結ぶお箸にも魂が宿るという信仰」に基づくものと書いてあるように、はしを粗末にしてはいけないとの強い願いが込められているのです。
日本人が洗練された食事マナーの中で、「菜ばし」「取りばし」「食事ばし」などと使い分けするのも、その表れかもしれませんね!?
そして、ここ「
八幡さま」では、「
箸拳(はしけん)」大会も開催されます。
「
箸拳」とは、酒宴で行われる、「
箸」を使った高知独特の遊び(勝負)です。
http://kochinavi.jp/know/kz006/kz006h01.html この「
箸拳」には、相撲の番付と同じように、横綱や大関...というふうな番付があります。
年に何回か「
場所」があり、番付が決まります。
土佐の酒飲みは、この「箸拳」ができるようになってから、はじめて一人前の酒飲みなのです。