なんか、ヤバそうなものが出てきました。
無水エタノール(エチルアルコール)と、
注射器です。
一般的な
消毒用エタノールは、
純度76.9〜81.4%ですが、この
無水エタノールは
純度99.5%以上あり、値段もかなり高めです。
この
エタノールは、
アルコールの中でも揮発性が特に強く、最近では自動車の燃料として注目が集まっています。
さて、この
エタノールを何に使うかというと...。
昆虫の
標本でした!
標本を作るのには、生きた昆虫を
毒瓶に入れて新鮮な状態で作るのが理想ですが、そんなこと私には絶対に出来ません!!
大切に育てた昆虫の姿を後々残すために、死骸から作ることしかできません。
でも、夏場★になった昆虫って、すぐに腐ってバラバラになるんですよね...。
そこで活躍するのがこの
無水エタノールと
注射針!
★になった昆虫が腐らないうちに、お尻から
エタノールを注射してやれば、清潔な環境で標本づくりが出来ます。
エタノールを注射したあとは、
展足して風通しの良い場所で乾燥させればできあがり!
気をつけないと、足なんかも簡単に折れてしまいます。
画像は、とりあえず
展足が済んで乾燥中の標本ですが、もう半年以上も乾燥させているのも...。
早く
標本箱に移してあげなきゃ!
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