パラワンオオヒラタクワガタ (Dorcus titanus palawanicus)フィリピン・パラワン島産言わずと知れた、
世界最長で
最強の
ヒラタクワガタです。
実は、
菌糸ビン飼育で
54gと
52gまで育ち、2リットルビンのマットに移したパラワンの
♂の幼虫が、
前蛹で★になってしまいました。
どうも、手詰めをした菌糸ビンのドーピングが原因のようです。
Power Beetleで買ってきた
WISH-Aのブロックに、
キトサンと
セルロースを混入したのですが、
セルロースを混入しすぎた感がありました。
この
セルロースはクワガタやカブトムシの幼虫や草食の動物などがエネルギー源としている物質で、直接の原因で幼虫が死ぬことはなく、また菌床やマットの劣化の原因にはならないようです。
しかし、添加量が多いときは時々かなり大きくなる幼虫が出ますが、そういった場合蛹化しないなどの弊害が出ることもあるようです。
ちなみに
キトサンは、クワガタやカブトムシの外骨殻の主成分である
キチンを精製したもので、これを混入すると、がっちりとした太い個体が羽化しやすい傾向があると言われています。
こちらは添加量が少なくてすむため、幼虫にも負担が少ないようです。また菌床の劣化も引き起こしにくく、デメリットのほとんどない添加剤です。
いずれにしても、混入のし過ぎはデメリットになります。
今回は大変良い勉強になりました。
大切な幼虫を★にして凹んでいるところ、ブリード仲間の
T田さんと
I上さんがパラワンの幼虫をプレゼントしてくれました。
わが家にいるパラワンから幼虫を採ればいいのですが、わが家のは
99mm♂×46mm♀。
いただいたのは
102mm♂×G血統♀の幼虫と、
105mm♂×G血統♀の幼虫、親の血統が違います!
I上さんからもらった
102mm♂×G血統♀の幼虫は2〜3令で菌糸ビン入り。
しばらくはそのまま置いておきます。
T田さんからのはプリンカップ入りなので、
1100ccの
菌糸ボトルに入れ替えをしました。
2令にはなっていますが、一番小さいのは
1g。
大きいので
6gありましたが、平均するとだいたい
3gです。
こんな時に、持つべきは良い友!
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