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鳥インフルエンザの世界的な拡大で新型インフルエンザ発生の危険が高まっているとして、自民、公明両党は29日、総務▽厚生労働▽外交▽国土交通−−の4部会の議員代表で作るプロジェクトチーム(PT、座長・川崎二郎元厚労相)を発足させた。月2回のペースで会合を開き、海外情勢と国内の対応策を議論する。
新型インフルエンザに対しては、政府が05年12月に行動計画、昨年3月にガイドラインを策定して具体的な手順を定めており、与党PTで運用上の課題などをチェックする。初会合では▽感染者との接触者を隔離するためのベッド確保▽ワクチン開発の期間短縮▽初動段階での自衛隊活用−−などについて今後の検討を求める意見が出た。
新型インフルエンザは、高病原性インフルエンザ(H5N1型)が変異して発生することが懸念されており、政府は最悪の場合、国内で約64万人が死亡すると推定している。【清水健二】
毎日新聞 2008年1月29日
日本では静かになりましたよね。
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