かつて題名のなかったBLOG
またまた長らくおまたせしております。
なかなか忙しくて、更新が後回しになっておりまして、
こんな調子で例会までに間に合うんかいな
と思わんでもないですが、
気にせず第2回行ってみましょう。

前回は企画の作り方には2種類あって、
そのうちの、「モチーフを決めて作る」
というやり方を紹介しました。
今回はもう1つの「おもしろい形式を考える」
というやり方を紹介します。


クイズと言っても、いろいろあります。
問題の形式でいえば、○×、三択、一問多答…
その他、バラマキや通せんぼなど、
クイズの流れの違いもあります。

これを新しく考えたりすることで、企画を作るわけです。

…と言うと、ちょっと難しそうに聞こえますが、
実はクイズの流れを理解していれば、
そこに少しアレンジを加えるだけでいいので、
割と楽なんです。

「クイズの流れ」というのは、
クイズ企画の骨組みというか、
どんな企画でも、だいたいはこんな風に進行するよ、
という基本の形があるんですね。

ヤーロウ的に分析した結果、以下の5つだと思います。

1)問題を読む
2)何らかの方法で解答権を得る(又は全員一斉に答える)
3)(ルールで定められた)正解なら勝利に近づく
4)不正解なら何らかのペナルティをうける
5)勝利条件を満たした人が優勝

と、このような5つの段階があります。
例えば、上の例でいくと、「おいちょかぶ」は

1)ランキングを発表する
2)全員が一斉にフリップに答えを書く
3)定められた条件を満たした人がポイントを得る
4)この企画についてはノーペナルティ
5)全問終了して最もポイントの多い人が優勝

こういう流れ。
「自信度を示せ!」は

1)問題を発表する
2)(自信度を示した後)全員一斉に解答を書く
3)定められた条件を満たした人がポイントを得る
4)かぶったり、不正解の人はマイナスポイント
5)全問終了して最もポイントの多い人が優勝

こうなります。
このように、この5つの段階の内容を考えれば、
大体企画の骨組みができあがる、ということになります。
(実際には上の「自信度を示せ!」のように、
1)と2)の間や、1)の前に何かする、という企画も
ありますが、それはおいおい…)


で、これを踏まえてアレンジを考えるわけです。

例えば、1)問題を発表する を工夫すると、
ウルトラクイズでやってた
「多重音声クイズ」になったりします。
うちのサークルで「バカ問」と呼ばれるのもこれでしょう。

2)何らかの方法で解答権を得る は
これもウルトラクイズの「大声クイズ」など、
早押し以外の方法で解答権を得る方法にアレンジできます。
うちのサークルだと、少し前にやった
「ヒュースポン」とかかな?

3)定められた条件を満たした人がポイントを得る
これは、普通「正解したら1ポイント」とかを
サイコロを振るとかカードを引くとか、
黒ひげにナイフを刺すとかw
正解したときの勝利条件への近づき方をアレンジするか
「一問多答で他の人とかぶらない」というような
正解となる条件自体をアレンジするかできます。
先月私がやった「ワードバスケットクイズ」は前者、
「自信度を示せ」は後者ですね。

4)不正解なら何らかのペナルティをうける
これもウルトラクイズでよくある、
お手つきの人は、どこか決められたところまで走っていって
その間もクイズが続く…というような形式とか
不利になる方法をいろいろ工夫できます。
うちのサークルでは…少し前に佐竹さんがやった、
不正解の時に漢字の書き取りをするクイズとか?

5)勝利条件を満たした人が優勝
これは3とも連動しますが、
単に「○ポイント先取」だけでなく、
「最初に黒ひげを飛び出させた人」とか
「通過席で正解を出した人」とか
どうなったら優勝できるか、
という条件をアレンジできます。


このように、1)〜5)までで、
どこか1箇所にアレンジを入れて、
他は、基本(の早押しクイズ)とかでも
立派に企画として成立すると思います。


で、今月はもう時間もないですし、
モチーフにしたいものも、取り立ててないので、
今回説明した方法を使って、
次回から実際に例会で使う企画を作りながら
さらに、細かい点を解説したいと思います。

なるべく期間が開かないようにしたい…ですが…
どうなることやら…。
ではまた。
2008 09/14 00:21:53 | クイズ | Comment(0)
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