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昨今、配偶者に対する暴力が注目を集めていますが、家庭内で行われる暴力というのが、案外、仕方がないと正当化する人が多いように思えます。
夫が妻に暴力を振るう例が多いのですが、少ないけれども妻が夫に罵声を浴びせ侮辱したり暴力をするったりする場合もあります。このことは余り注目されませんが、気をつけていただきたいところです。
特に暴力を振るう夫の場合、妻を蔑(さげす)み、侮辱をしたり、虐待したりすることが多いようです。
多くの場合、暴力、虐待、侮辱はセットになっていると考えても間違いがないでしょう。
暴力を振るう人は、「あいつが悪いから」、「あいつが何も出来ないから」と言うように、配偶者に責任があると主張しがちです。
しかし、もし自分の配偶者に落ち度があったとしても、暴力を振るってよいのかどうか、大変問題です。
例えば、家族や身内以外の人、例えば、会社の人やその他の人に暴力を振るいましたら、大変なことになるでしょう。 暴力を振るわれた人が警察に被害届けや告訴をすれば、犯罪者になるかもしれません。
そのような重大なことを、家庭内ではいとも間単に行ってしまうところが、非常に怖いところです。
また、月に1〜2回程度、頬を殴られているとした場合、殴った方は「月に1〜2回程度しかしていない」といい、殴られた方は「月に1〜2回も殴られている」となることが多いようです。
さらに、殴った方は「力を入れて殴っていない」とか「あの程度は暴力にはならない」とか言いますが、殴られた方は「頬が赤くなるほど強い力で殴られた」とか「恐怖で気を失いそうになった」とかいう場合もあります。
暴力、虐待、侮辱というものは、すべてその相手の肉体と精神を痛めつけるものですが、他の人がこの程度と言うことがあっても、受けた人がどのように感じるのかは受けた人しか分かりませんので、受けた人にとりましては、ものすごい暴力、虐待、侮辱を受けたと感じることもあります。
暴力、虐待、侮辱といいますとある程度は法律的な問題も絡んできますが、その前に、社会生活で許されないことがどうして家庭内で許されるのか、そうではないでしょう、ということに気が付いてもらいたいと思ってしまいます。
人がどのように痛みを感じるかは、それぞれの人のより異なります。
だからこそ自分の痛みを感じることが出来、そして他人の痛みも感じることが出来るように修行を積んでいくしかないでしょう。
DV法が出来たからといって、配偶者に対する暴力がなくなったわけでありません。
暴力を振るわれ続けている配偶者がいるのであれば、その解決策は一つしかありません。それは、暴力を振るう配偶者から離れ、二度と会わないようにすることです。
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