
ここ数年、中学生や小学生の児童が、同級生や他人を殺傷する事件が起こると、その学校や他の学校で、すぐ命の大切さということを話すようにしていることが多く見られます。
命の大切さというのはどういうことを意味しているのでしょうか。
なぜか、未成年の子供が殺傷事件を起こすと、やけに周りや世間が「命の大切さ」を強調する風潮が目立ちます。
命を大切にするとはどういうことですか?
他人を殺さなければ命を大切にすることなのですか?
他人を傷つけなければ命を大切にすることなのですか?
なぜ未成年の子に特に向かって、「命の大切さ」を強調するのですか?
大人は命を大切にしているのですか?
まず大人の世界を見てください。確かに、他の人の身体を傷つける人は少ないでしょう。
しかし、他人の精神を傷つけてはいませんか。
他人の人格を傷つけてはいませんか。
会社やお店でお客様と応対する方々の中には、大きい会社とか小さい会社とかの区別なく、お客様を傷つけるような応対をする人も少なからずいます。
また、住民のために役立つはずである市区町村や都道府県の窓口でも、応対の悪い人が、結構見られます。
自分自身もそのような応対をされるのは嫌であるけれども、自分以外の人もそのような応対をされるのを見るのも嫌なものです。
命を本当に大切にしているのでしょうか。
でも、ここでは難しく考えることはやめましょう。
命の大切さというのは、人間に関して言えば、自分も他人も、その人らしく楽しく幸せに生きる、ということにしましょう。
結婚をしている人は、子がいれば子にもということは当然ですが、自分の配偶者の命の大切さも考え、生活をしていくことが大切なことではないかと思います。
大人の人が、まずは、命を大切にしていることの模範を示していただきたいと願っています。