2005年 06月 13日 の記事 (1件)


映画は、美しい海と夕焼けが見える一軒家。ガンジー、いや、ベラーニ大佐とその家族は海を眺める度に故郷のテヘランから見えるカスピ海を思い出す。普通に平和に暮らしたいと願いつつも、他者を受け入れないことで悲劇が生まれてしまうという、観ている者もやり切れない気持ちにさせられるのだ。キャシーだって同じで、夫と別れてからは職にも就けず、家の中も荒んでしまっている。この映画の素晴らしい点は、このキャシーとベラーニの中心人物に交互に感情移入させられるところでしょう。見事に誘導されていきますヨ。霧につつまれる家の映像は、あたかも彼らの心のように他者からは見えづらく、善と悪を併せ持ったキャラクターを見事に表現していました。

 家の所有権はどちらのモノになるんだ?というサスペンス仕立てでストーリーは進むが、他人を信じる事ができないキャシーによって徐々に悲劇へと向かう。誰かが死ぬだろうと予測は出来るのだが、その死ぬ運命にある人物は・・・と、悲しい運命に涙を誘う展開。しかし、感情移入の点で、終盤は「どっちもどっちだ」と冷ややかな見方しかできなくなり、ちょっとだけ減点でした。

 移民問題、DV問題、法律問題と考えさせられるところは多かったが、“督促状を見落とす事のないよう、郵便物には必ず目を通す事!”という教訓も感じた・・・DMや引き落としの請求書もチェックしなきゃ・・・それと、禁煙の問題もね♪
2005 06/13 04:43:27 | none | Comment(0)
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