埼玉県三郷市の祖父母宅に2歳の次男を置き去りにし、餓死させたなどとして、保護責
任者遺棄致死などの罪に問われた母親の無職島村恵美被告(30)の判決公判が3日、さ
いたま地裁で開かれ、中谷雄二郎裁判長は懲役6年(求刑懲役8年)を言い渡した。中
谷裁判長は「親としての自覚や愛情はもちろん人間性にも疑問を感じさせる、あまり
にも冷酷で非人道的な犯行」と指摘。動機については、検察側が「交際相手と同居生
活を送るため」としていたが、裁判長は「自分の時間が欲しいとの思いから育児放棄
した」とした。
島村被告はグレーのトレーナーに、紺のジャージー姿。量刑が言い渡されたときも、
表情を変えず、裁判長を見詰めていた。
判決によると、島村被告は3月3日ごろから2歳の次男と双子の長女を祖父母宅に預けた
まま放置。十分な食事を与えず、12日ごろまでに次男を脱水を伴う低栄養で死亡させ
るなどした。
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