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ロサンゼルス(CNN) 米ヒップホップ歌手カニエ・ウェストさんの母親で、10日に急死したドンダ・ウェストさん(当時58)を死の前日に執刀した整形外科医ジャン・アダムズ氏は、20日放送のCNN「ラリー・キング・ライブ」にゲスト出演したが、番組の途中で突然退席した。
アダムズ氏は番組出演の理由を「自分についての間違った報道について語る」ためだと説明したうえで、同氏の発言を望まない遺族の意思を尊重すると語り、「放送時間を奪っているような気がするので謝る。番組でこの件を話すことはもうしない」などと語った。
番組司会者のラリー・キング氏から、今後ドンダさんの死について語る意思はあるかと質問されると、アダムズ氏は遺族と話をすると答え、「遺族が満足ならわたしも満足、遺族が不快ならわたしも不快。それが自分にとって一番大事」と述べた。さらに、言いたいことがあるかとの質問に対して何もないと答え、イヤホンを外して番組セットを去った。
番組冒頭、キング氏はウェスト家からの書簡を紹介。アダムズ氏が番組でドンダさんの件について発言した場合、カリフォルニア州の医事当局に同氏の医師免許はく奪を要請する、という内容だった。
このほか、ウェスト家の弁護士はアダムズ氏の弁護士に、同氏の番組出演差し止めを求める文書をファクスで送信していた。
ドンダさんの死因は今のところ断定されていないが、これまでの検視結果で、美容整形手術の合併症だった可能性が浮上している。アダムズ氏は芸能サイトTMZドットコムに対し、ドンダさんの腹部の脂肪を除去し、胸部を縮小する手術を行ったことを認めたものの、ドンダさんの死は想定外だったと語った。
ビバリーヒルズで開業している別の美容整形外科医は、心臓発作につながる恐れのある医学的条件をクリアするまで、ドンダさんの手術を拒否していたことを明らかにした。ドンダさんは複数の小さな健康問題を抱え、薬を服用していたが、具体的にどのような薬かは検査結果が出るまで不明。
TMZによると、アダムズ氏は、ドンダさんが心臓発作か肺塞栓、過度のおう吐のいずれかで死亡したとの認識にある。同氏はドンダさんのカウンセリングを長期間行ったものの、ドンダさんは手術を受けるかについて数回考えを変えたという。
(CNN)
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