あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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私の知っている暴力団と言う組織、そうそう簡単にはなくならないと思います。暴力団にしても、なんでもそうですが、この世の中に存在できるのは、誰かがその存続を必要とうしているから生き延びられているわけです。
先ず昔から見てみると、清水の次郎帳、世の中に受け入れられないひねくれ者を放っておくと人々に迷惑をかけるから俺が面倒を見ているんだと言ったそうですが、これは現在でも、地域を守ってくれる良い暴力団と言う発想に繋がっているように思います。
昔は暴力団の存在が無ければ、企業の正常な稼動は維持されなかったようです。ストライキが発生すれば、警察だけでは無理なのでピケを暴力団を使って突破する。
株主総会でもめれば、暴力団が介入する。企業にとっては使い勝手が良かったわけです。
また、駅前開発などの時には、地上げ屋が跋扈し、地方自治体や商工界、とりわけ銀行や大商店にとって、細かな地権者を脅して安く買い上げ地域一体を大掛かりで開発できるといったメリットもあり、暴力団の存在は価値があったわけです。今は当時のように暴力団を使えなくなったので、駅前通りなどは廃れていく一方です。
聞いた話では、なかなか立ち退かない地権者がいたときは、暴力団の人が出かけ、お前には確か東京で働いている娘がいるなあ、立ち退かなかったら娘がどうなるか知らないぞなどと脅かして、善良な小市民を恐怖で震わせ立ち退きに応じさせたとか。
政治の世界でも、小泉元首相以降りそな事件や、農水省がらみ、その他で不審な自殺者続出、手鏡事件の続出。
時の権力者や、地元の有力者に逆らえば合法的に抹殺されるか出来ないときは闇の力で抹殺される。それでもおすそ分けがある場合は嫌々でも彼らに従った。
しかし自民党政権の末期になると、もう我慢ができないといったことから、それまでの有力な自民党支持組織が次々と反旗を翻して民主党に雪崩を打つかのように方向転換をしだした。そして民主党政権が出来上がったわけですが、その民主党も、基本政策では自民党と変わらないということが分かってきた。そう言うことになると、まだまだ暴力団の存在意義が復活してくるわけで、巨大な暴力団組織が国政上からも必要となれば、息ができるわけでそうなれば、資金は必要となり賭博、麻薬、売春等からの収入も必要。国家権力の庇護を受けていれば多少のことをしても壊滅的な組織解体まではしないだろうと言うことでさらに闇に入ったところ、方法を研究し活活動すると言うことになると思います。
国家権力が本気になれば、警察だけで対応できないと言う場合でも、自衛隊を使い暴力団組織の事務所を24時間365日包囲して見張り身動きできないようにするとか、暴力団員の住む家の周りをこれも24時間365日監視して動きを止めて暴力団に関与すれば生活が出来ないといった状況まで持っていく事だってできるわけです。
日本は温泉が多いですが、どこの温泉に入っても、暴力団員、刺青をした方はご入浴お断りといった掲示が出ていますが、暴力団員かどうかは分かりませんが刺青をした人を見かけないなんてことは珍しいことです。
しかし私たち一般の人間にとっては、声をかけ出て行ってもらうということは怖くてとてもできることではありません。こんな所にも自衛隊の人がいて刺青の人が入ってきたら実力で排除するというようにすれば、それを見ていた若者や多くの人は暴力団に入ったら温泉さえも入れなくなると言うことで、暴力団に入るのをためらうと思います。
しかし管民主党政権、自民党と基本的には変わらないようですから、どうにもならないでしょうかね。9月の民主党代表選挙が大事になってきますね。小沢さんが最終的に何を狙っているか分かりませんが、鳩山、菅氏のように言うことがくるくる変わると言うことがないのでその点では安心です。
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