あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
昨日のNHKラジオで盛んに放射能汚染廃棄物の処理が問題になっていましたが、いくら深層部に穴を掘って埋めたとしても、何万年も何億年も固定されているわけではなく、時とともに移動していくものなので地球にとって安全で安心できるものではないと思います。

以前南信州の大鹿歌舞伎で有名な大鹿村を飯田市主催の地質、民族資料の研究家の案内で何回か回ったことがあるのですが、現在の南アルプスは昔は海の底で、何億年かの間に移動してきて盛り上がった物であることをお聞きしました。

この論文がどこかにないかと探したのですがそれは見つからなかったのですが、その代行文としては価値がありそうなページを見つけることが出来ました。

今回は放射能汚染された瓦礫の問題ですが、たとえ事故に到らなくても使用済み核燃料の廃棄物を最終処分する方法がない状況で、ただ単に原子爆弾の燃料を抽出するためだけに原発の運転を強行すれば、数百年、数千年、数万年後の私たちの子孫に悪影響を残すわけで、核廃棄物の処理にはっきりメドが立ち、原子爆弾への転用も不可能にする方法が確立してから、原発を建設することに取り組むべきだと思うのです。

今のところでは、万物は流転すると言う公理、原理を重視し、男女の仲のケセラセラでは無くて厳密に対処して欲しいと思います。


南アルプスが大昔は海の底だったというページへリンク・・・資料引用
http://minamialps-mtl-geo.jp/geocategory06.html

夕立神展望台
 ジュラ紀の2億年前頃に、赤道付近の巨大な海底溶岩台地をつくった海洋玄武岩(緑色岩)が1,600mを超える展望台に露出しています。
 緑色岩が露出する展望台からは、南アルプスの荒川前岳や赤石岳が一望でき、伊那谷や中央アルプスの眺めも良好です。・・・

鳥倉登山口
 鳥倉登山口には、赤道付近から運ばれてジュラ紀に付加した秩父帯の石灰岩層の一部が露出しています。
 石灰岩は、南の島のサンゴ礁や、石灰質の殻をもつ微細なプランクトンの死骸が海底にたまったものです。この石灰岩は、南アルプス北部の幕岩、白岩から続いているものです。・・・
資料引用終わり。


全く東電など大手企業は、遠い先の子孫のことなどほとんど考えていないように思います。ともかく今がよければすべて良しです。これに自民党・公明党、今では民主党までもが大手資本の政治的代弁者として先を競っていますから国民はしっかり勉強して次期衆議院選でしっかりと判断を示さないといけないと思います。



2011 09/30 15:12:03 | none | Comment(0)
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