あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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日本の国土が疲弊していくことは昨日書きましたが、身近な問題としてもっと大変なことがあります。

原発事故のほかにも、大震災、それに伴う大火災、北朝鮮との軍事摩擦による繊細被害、大都市に住んでいられないような状況は長い歴史の中でいつ起こるか分りません。

そんな時緊急避難出来る場所を確保しておかなければなりませんが、比較的安全なのが山間地です。山間地には原発はほとんどありませんし、地震にも比較的強く、戦争になっても山の中に爆弾を落としても効率が悪いですから、先の大戦でも避難先(疎開先)に使われた実績があります。

ですから今後も何が起きるか分らないわけですから、イザと言う時の避難場所の確保は絶対国として必要ですが、TPP推進などといって、農山村をますます疲弊するような政策を取り続ければ、さあその時が来たと言う場合手の打ちようがなくなります。

雑草が生い茂った家の周りの補修、あばら家になった家の補修、長らく人が通らず落石や崩落で通れなくなった道路の補修、とっくに潰れてしまったお店を誰が開くのか、人口が急激に増えれば、学校も医療施設も必要になりますが、急に整備できるものではありません。

ですから日本100年の大計を考えるなら、こういった非常時も考慮に入れておかねばならないと思いますが、過去の自民党・公明党はもとより今の民主党政権もほとんど目先のことばかりに力を入れて、それも日本の国土や経済力が落ちていく方向で頑張っています。

世界の中で日本だけが一人勝ちしていいとは言いませんが、最低限の日本の事情に沿った安全、安心の確保は独立国として当然の権利だと思います。

自衛隊の強化、日米安全法条約堅持など、軍事力で日本の安全と安心を買おうとしても、自衛隊の力では徴兵制を敷いて兵力を後100万人は増強しなければなりませんし、日米安全保障条約で日本を守ってもらおうなどと言うことは、夢のまた夢。

戦後北方領土の問題にしても、竹島の問題にしても尖閣諸島の問題にしてもアメリカが日本のために働いてくれたことがあったでしょうか。アメリカは自国の利益のためなら何でもしようとするばかりで、ほとんど役に立たなかったというのが歴史的事実ではないでしょうか。

逆に先の天安艦事件の時、もし沖縄や本土の米軍基地から北朝鮮に向けて戦闘機を発進させたら、北朝鮮は日本に対して交戦権を持ち、通常兵器では相手にならないアメリカ軍に対して破れかぶれにミサイルを撃ち込み最悪核兵器を持ち出すかもしれません。日本がアメリカの戦争に巻き込まれると言うことになります。

地道ですが、日本の安全は日本が守るという方法しかないと思います。今の民主党政権も自民党・公明党政権と変わらず日米同盟機軸路線の継承と進化に血道を上げていますのでこのままで行くと日本国民が自分の墓を自分で掘るという結果になりかねません。

一つ光明があるとすれば、連合が初めて脱原発路線に方向転換したというニュースです。本当かどうかはこれから調べてみます。
2011 10/05 12:31:56 | none | Comment(0)
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