あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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林道天竜川線を上って行きますと、ここが大津峠と言う看板があり、ここで一休みできます。横を見ますと電話ボックスがあって、誰が使うのと言った感じですが、携帯が当たり前の時代ですが、多分ここまで登ってきますと使えない機種が多くなると思います。途中でガソリンが切れたり、故障してしまっても少し上ってここまでくれば電話ができますので、落ち着いて上ってきてください。 それにしても、尹良親王が天から見ていたら時代の流れにビックリしていることだと思います。伝説の地を回って歩きますと、時代の流れを実感できます。ドックイヤーと言われるより早く回転していると言われる現在、これから数年、私達が平均寿命に達する20年先にはどうなっているのか、それどころではなく経済評論家が言うように、現在の工業製品のほとんどが、BRICS諸国に持っていかれ、それらに変る物を日本で生産できるような状態になっていなくて失業者があふれかえって、食べることにも事欠く状況になっているのか。 いろいろの思いが交錯します。今やるべきことは、最悪の事態に備えた、食料生産体制の構築と、新技術開発体制の整備。食料があって、世界に差別化できる製品を作り上げることができれば、高い文化を享受できます。旧所名跡まわりは、こういったことを考える上でも価値が有ると思います。
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