あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
この間たくさんの人から、自衛隊の存在、アメリカ軍の駐留は、価値があるといったご意見を頂きましたが、インターネットで調べた限りでは、日本の防衛に寄与した事実は見つけることができませんでした。それどころか、日本の政治や経済の足かせになっていると言うようなことばかり目につきました。今日は、それらのご意見の中でまだ検討していなかったことに対して私の意見を述べて見たいと思います。なにせ最近勉強しだしたところですので的を得ていないところも多いと思いますので、ご指導いただければ幸いです。

<バード・防人さんからのコメント抜粋 >
相手から身を守る。これは必ず必要な用意であると思います。日本は自衛隊をしっかり抑えられる指導者が必要なのであって、自衛隊そのものが入らない訳ではないと思います。

<アスコルドさんより、あなたは大いに間違っています>
兵力と兵器の量だけを見て出されたデータはほとんど役に立たないと言っていいでしょう。
戦争に割ける兵員、兵器の質、運用方法、すべてを見て判断しなければ、間違った答えが導き出されます。

一番の問題は兵器の質でしょう。
あなたが出された各国の兵器の質には圧倒的な差があります。
アメリカがダントツなのはおわかりですよね。
次点が日本です。
次にかなりの差が開いてロシア、中国、韓国がきます。
そして、さらに圧倒的な差が開いて北朝鮮、と。
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そして敵国と日本の間にはいずれの場合にも海が存在しています。
日本の海上戦力は世界でも最高水準です。
ありえないことですが、艦隊戦ともなれば数分で片が付くレベルですよ。
敵国の兵員の輸送の場合にも世界最高水準の艦隊と潜水艦隊が道をふさぎます。

その他たくさんいただきました。

およそ戦争をする場合、兵器の性能と、兵隊さんの数、それと無視できないのが、軍隊の精神的力だそうです。

その中で最も重要なのが、戦略をねりそれに従って、兵器を配置、使用させるのも、兵隊さんを動かすのも将帥で、これらの人達が信頼に値する人かと言うことだそうです。

兵隊さんはひとたび戦になれば、自分の命のことは考えずひたすら命令に従って戦うのみです。妻や子供のこと、年老いた親のこと、恋人のこと、友人のこと、恩師のこと全てを断ち切って戦うわけです。こんな状況の時は、ただただ上司の命令は絶対確かなものだと信じきっていなければ到底底力は出てこないととのことです。日本の自衛隊の総司令官は内閣総理大臣を中心とする閣僚会議です。今の内閣にそう信じさせられる確かなモノがあるでしょうか。今までの歴代内閣で、汚職や、談合、政治資金の不明朗さが無かった政府があったでしょうか。政治と金の話を聞かなかった内閣は記憶にありません(全く無かったわけではないとは思いますが、もし知っていましたら教えてください)。

また閣僚の下で働く高級官僚にしても天下り天国でぬくぬくと生きている。そういう人たちから死ぬかもしれない命令や指図を受け戦う自衛隊員の人たち。全力投球できるわけは無いと思いますがいかがでしょうか。

長らく続いてきた、現在の支配政党と、これを支えてきた官僚、それらに政治資金や天下り先を与えてきた財界。こう言う人達に憲法を変えて軍隊を持ち、戦争が出来るようなお墨付きを与えたら何をやらかすか分かりません。それこそ自分の死は、自分の家族や恋人、多くの国民のために立つと信じて戦う人達にとって気の毒なことですし、残された多くの国民にとっては、民主主義の放棄、言論の自由の放棄に繋がって、なんのために死んで貰ったか判らない状況になってしまうのではないかと思います。

そういう意味から言っても、
まず第一にやらなければいけないことは、子供達に、法律を守れとか道徳を教育すると言う前に、現在でも最高法規の憲法に抵触しているといわれている自衛隊を解散すること。憲法を守ることはどうでも良いよといった状況で、道徳教育と言うのはなんとも矛盾した話で、汚れを知らない子供達にとって国家とは何だろうという疑問に答えられ無いのではないでしょうか。

第ニに、汚職や談合、天下りは許さないという確固たる政府を作ることで、これには国民がそういうことを許さないといった強い国民になって行く必要があります。相当な時間がかかると思いますが、今はまだ一応民主主義、言論の自由が保障されていますので、あれやこれやの問題を通じ、政治的経験を積んでいく。

第三に、理不尽な日本に責任のない侵略されるという前兆が現れてきたときには、普通は自然発生的にでも国家防衛隊のようなものが生まれてくるようですが、国民の合意により、防衛組織を作る。こういった過程を経て作られた軍隊なら、国民が軍隊を監視できるだけの力を持ったと言えそうです。ベトナムにしてもイラクにしてもアメリカに比べ武器性能では比較にならない武器で退却させたり、現在でもアメリカが参ってしまうくらいの互角の戦いをしています。

結論としては、現在の状況で、多くの国民が困っている問題が山積みしているのに、さしあたっての問題ではない仮想敵国を想定した、日本の軍国国家に逆戻りする動きを加速することなく、身の周りから整備していくと言うのが望まれると思います。

万が一の時には、ベトナム、イラクのように国民全体で総決起すれば、世界的世論も味方になってくれ国民全体がしに到ると言うことはないと思います。

アスコルドさんに対する私の考えは、戦争に対してはもちろん兵器は大事ですが、いろいろ読んで見ますと、やはり最終的には兵員数と、兵隊さんが強い精神力を持っていなければだめだと言うようでした。武器はお金さえ出せば買えますが、強い精神力を持った兵隊さんはお金では買えないということではないでしょうか。海にしても、日本の周りは全部海ですから、全域を自衛隊で守ると言うわけにはいかないと思います。自衛隊の戦力を多方面に分断されると思います。そうなりますと長期戦になります。今度はエネルギーの問題が噴出し、戦いにならなくなるのではないでしょうか。

万が一の理不尽な侵攻に備えるためにも、今は国土が衰退してきているのですから、今やることは、ラフランスさんの推奨するバイオ燃料確保に力を入れれば、国土は守れるし、エネルギー対策にはなるし、地球温暖化対策にもなるし、緊急時の食料対策にもなるし、いかがなものでしょうか。

2007 07/22 09:42:24 | none | Comment(0)
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