あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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昨日から今日にかけて、母に応援してもらうための第2ステップにとりかかりました。私の書いた一つのブログから他のブログにコピー&ペーストをしてもらう仕事です。第1ステップは、3日ばかりやってもらい効果が出てきているので、私の時間が1時間は浮いてきて母に感謝しています。第2ステップができるようになりますとさらに1時間計2時間が浮くことになるので、私としてもある程度時間をかけてもなんとかしたいところです。
昨日半日やってみて思いますことは、母がアルファベットを読めないことが仕事を難しくしていることです。母は現在86歳で、尋常小学校しか出ていなく、さらにその上の女学校に進学させてくれと必死に親に頼んだようですが、昔の農家では、お金もなかったと言うこともあり女が学問などする必要は無いと全く取り合ってもらえなかったとのことです。
戦時中は、鬼畜米英と言うことで、アルファベットやローマ字を教わる機会もなく、結婚してからも農家では嫁は牛や馬の代わり、また、今年問題発言をした厚生労働大臣柳澤伯夫、「女性は子供を生む機械」と言う発想でしたから、悔しい思いをして60歳近くまで農婦、炭焼きの女房として暮らしてきて78歳になって父が亡くなり一人になって、パソコンというものに触って最近ADSLの恩恵を受けブログを作ってみたと言うところですから、アルファベットを知らなくてもどうしようもないところだと思います。
もし戦争がなく、豊かな暮らしができていたら、女性も教育を受けることができて、アルファベットぐらいは読めるたくさんの人材が育ったことだと思います。
仕事で南信州を回ってみましても、多くのご老人は、母と同じような状況に置かれています。この人たちが、アルファベットができ、気楽にキーボードに触れることができたら日本の文化的、技術的水準ももっと高いところに到達していたのではないかとくやまれます。
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