あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
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昨日の信毎1面に、集団自決検定問題で、「強制」文言避ける調整。と出ていました。これと関連して私が心配していたのは、従軍慰安婦問題です。歴史を正しく認識し、事に当たるという科学的態度でないと、これからの日本がおかれる状態のもとで、やっていかれなくなるのではないかということです。特に日本の農山村、寂れ行く観光地を元気にするには、世界的に農業、工業を世界と調和の取れた状態にもっていかなければならないと言うことと、観光地は、世界から人を呼ぶと言う方向で行かなければ、衰退の一途になると思いますので、世界のひんしゅくを買うような主張を日本がすれば世界から危険な国としてバッシングを受け世界と仲良くしなければならないのに反対の方向に行ってしまうのではないかと思うのです。
まず沖縄の集団自決ですが、素人が考えても、手榴弾を軍隊の許可なしに持ち出すことは不可能だと思います。玉砕と言う考え方は日本軍独自の考え方であったと思いますので、敵に辱めを受けるより自決せよと言う話は筋が通ります。一人の士官が命令はしたことがないとか、文書が残っていないと言うのは、それはその人はそうだったかもしれないと言う話で、戦争時でも、今でもそうだと思いますが、退却を計る時、証拠となるような文書の破棄・焼却は当然のことであって無いから命令はなかったとか、都合の悪いことは曖昧にしてしまうというやり方では、これからの世界に通用しないと思います。
従軍慰安婦問題は、今日初めてインターネットで調べてみたのですが、ユーチューブにたくさん発言ビデオが掲載されており、教科書に日本軍の関与があったのか無かったのかと言う問題では、関与が無かったと言う人たちの言い分を聞いていますと、安部前首相が言い出した、広義、狭義という言葉で、狭義では無かったと言うことです。この狭義と言うことの意味は、軍隊が家の中まで入り込んで女性を慰安婦に刈り出したということのようです。広義というのは、軍隊が慰安婦の人たちを輸送したとか、宿営地内に慰安所を作って、軍隊が業者や慰安婦の管理をしたというようなことのようです。広義の意味ということでは、安部前首相も認めていました。そういう意味で言うなら、国家として広義の意味での関与があればこれは国家犯罪だと思います。
今、アメリカを始め、オランダ、カナダ、EUで次々に日本政府に対して反省と謝罪要求を決議しています。フィリッピンでも同じような決議案が出されているとの事。こんなことをしていては日本は世界中から従軍慰安婦バッシングを受けてしまいそうです。
EUの場合は27カ国の代表的審議機関とのことですから影響は重大です。
私もそうですが、とかく目先の問題をやりくりできれば良い、済んだことはどうしようもない、水に流そうと言うのが日本的な発想のようで、外国ではとことん原理原則に照らしてどうかと粘りっこいというか、小手先で問題をかわそうと言うやり方では通用しないようですので、真摯な態度で接しないと、食料問題、エネルギー問題、観光誘致あらゆる問題で火を噴いてくることになるのではないかと思うわけです。
聞いていた時感じたのは、多くの人はいつまでねっちりねっちり日本を責め立てるのかとか、日本のご先祖様がそんなに悪者なのかとかと言う素朴な感情論で、日本が軍国主義に後戻りをするのに賛成だと言う論調は薄い様に思いましたが、外国の人から見たら、日本は反省をしていない、昔の皇国日本を目指しているのではないかと思ってしまうのではないかと思いました。ですから世界中からバッシングを受け始めているのではないでしょうか。
石油の給油問題でもめているより、こちらの対策のほうがきわめて重要ではないかと思うのですがいかがでしょうか。
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