あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
|
ランチェスター戦略、弱者の戦い方の次の戦略は、「一点集中戦」です。
私が思いますのには、この南信州に2万人のインターネット接続者がいて、ブログを一つづつ持ってくれたとしますと、南信州観光公社か商工会議所、商工会などが音頭をとり、各村々・市・町のお祭、イベントの年間スケジュールを掴んだ上で、時期が近づいたら、全員にそのお祭りやイベントの宣伝をしてもらうと言うことです。インターネットなら増分原価無しでこんなことができるのです。電話やFAXですと、1回10円かかりますから1回の通信料金が20万円、月2回年間24回全員に通知するとして480万円の通信料金が発生します。
2万人の日々作成のブログの内容は人それぞれで、多彩な内容になっていて、読者も読んでくれているブログの内容や、ブログ作成者の個人的性格が好きだとかいったことで読んでくれていますから、一斉にお祭りやイベントを宣伝する事により、様々な趣味や思想信条を持った人達にお知らせすることができるわけです。
例えば野球、相撲、サッカーが好きな人の場合、ものすごく多くの同好の人ブログを書いていますから(ヤフーブログ検索1月8日調査、野球195万、相撲25万、サッカー180万)やり方を検討すればものすごい多くの人達に読者になってもらえ、それらの人の中には、お祭りも好きだと言う人がいると思いますから、そういう人達がそのお祭情報に触れ、できればホームページがあれば詳しくはホームページを見てもらい、来ていただくことを呼びかける。ホームページが無い場合は。率としては落ちると思いますが、一定率の人に来ていただけると思います。
このようにして、時期時期に一点集中で2万人のブログで一人100アクセスとしても200万アクセスあれば、コンバージョンレイトが例え0.1%と極めて悪かったにしても、2,000人は来て貰えそうだと言うことになり、何もしないよりはるかに大きな効果を期待できるのではないでしょうか。
そうすれば、お祭りのある近くの食堂、お弁当屋さん、温泉施設、宿泊施設、お土産やさん、交通機関、それらに食糧を供給しているお店、地産地消で農家の方々、漁業関係の方々、猟師の方々潤ってくることは間違いないと思います。それになにより、お祭りや小イベントの関係者の喜びはいかほどのものになるでしょうか。
私のお客様のお話によりますと、昔天竜峡が賑やかだったころ、お客様のお客様であったホテルに300人の宿泊客があり、ホテルからお弁当作りの手が足りないので応援に来て欲しいと頼まれ、よく行ったものだとのお話をお聞きしました。懐かしそうにお話されていましたが、天竜峡程ではないにしましても、天龍村、根羽村、売木村、平谷村、大鹿村、下条村、泰阜村、上村、南信濃、阿南町、今残っている日本の祭りの原風景の宝庫と言われるこの南信州に多くの人をお誘いするためには、先ずこの良さをアピールしない事には始まりません。
今年も飯田街道ひなまつりがあると言うことですが、昨年私がブログで約1ヶ月宣伝した時は、それまで3,000アクセス/日だったものが、4,500アクセス/日と飛躍的にアップしました。一人でもこうですから、2万人の人が宣伝したらどうなることでしょうか。わくわくします。
このような賑やかさが復活してきますと、若者のアイターン、ユーターンも現実味を帯びてきます。かって日本政策投資銀行の務台さんという方から「人の集まる所に人が集まると言うのは、古今東西を問わない真理だ」とのお話をお聞きしたことがあります。ブログで人を呼び、その人出が新聞やテレビで宣伝され更に人を呼びと言うように良い方向に回転させる必要があると思います。
ともかくきめ細かに、方法はダイナミックにと言うことが、これからの情報化時代いかに取り入れるか、関係各位に真剣に取り組んでいただきたいと思います。
明日はこの続きをお話します。
|
|