あまり知られていない長野県の南信州、木曽南部のご紹介をします。
飯田市、天竜峡の再活性化を検討する上で必要な次の問題は、白岩禮三氏も指摘している、負けた戦争の反省をしたかどうかです。一般的には勝っても負けても、その要因は何であったのか、いわゆる総括をしておくと言うのが次のステップのための定道です。今回の南信州新聞や、飯田市役所、県の商工観光課ホームページを調べてみたのですがそれらしき資料は見つけることができませんでした。もしどなたか知っていましたら教えていただければ幸いです。

総括するとなりますと、その時々で取り上げた題材は良かったのか、市場の要求にマッチしていたのか、観光や、日本や世界の民生、工業その他狙いと定めたターゲットに間違いはなかったのか。広告宣伝の手段はどうだったのか、営業活動は目標とするターゲットに対して十分な人数をそろえたのか。

ランチェスター風に考えますと、売る武器の性能はどうだったのか、弱者の法則に見合った売り方だったのか、最近ではインターネットの普及と言う広告宣伝ではイノベーションが起こってきたのですが、このイノベーションに対応していたのかどうか。インターネットの利用は、強者の戦略と共通していますから、戦闘力は兵隊数の二乗で効いてくるので、パソコンやインターネットを使える人を増やす努力をしたか。その結果はどうであったか。

多分何らかの反省会はしてはいると思いますが、それらを市民に見える形で広報して無いのではないかと思います。飯田市市議会の討論を見ても、質問事項はありますが、その質問に対して行政がどのような回答をしたかと言うことは私は見つけることができませんでした。これは飯田市に限らず、前伊那市の議員研修旅行報告書をインターネットで偶然見る機会が有って見てみたのですが1行だか2行の簡単なもので、本当にこれが出張報告書なのと疑ったものです。

まだまだ市民は物を言わないお客様と言う所があるのかもしれません。

かくかくの取り組みをしたら、必ず反省会を開きその結果を市民に広報すると言うことは、市民の税金を使っているのですから当たり前であり、飯田市の今後を飛躍的に向上させるこれは一つの戦争ですから、きわめて重要であると思います。

もしどなたが、それらの情報はここにあるよと言うことでしたら、コメント欄を利用して教えていただければ幸いです。

2008 01/17 08:48:05 | none | Comment(0)
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