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・1巡 QBブレイディ・クイン(昨年のドラフト時点でDALとトレード) ・2巡 DEコーリー・ウィリアムズ(GBとトレード) ・3巡 DTショーン・ロジャーズ(DETとトレード)
ということで,1〜3巡のドラフト指名権を捨ててまで明日なき補強を進めてきたGMサベイジですが,ドラフトでも相変わらず。
4巡目からの4つの指名権を持っているはずだったんですが,それを5つに増やすために来年の指名権を2つ捨てました。とほほ。(今年度の補強に関する感想は纏めて書くつもり)
それも来年の3巡⇔今年の4巡 来年の5巡⇔今年の6巡
ということで,本来の指名順位より下位の指名権とのトレードですよ。 サベイジGMは「3巡に値する選手が4巡に残っていたから来年3巡を使って取った」ということなんだけど,本当にツケを来年以降に回す補強は,あんまり賛成できないよなあ。
ということでドラフト指名選手を確認しておきましょう。
●4巡104番目 LBボー・ベル(UNLV)
本来持っていた指名権は4巡122番目ですが,これに5巡目指名権をプラスしてDALの4巡104番目とトレード。 取った選手は本当に文句がないのですが,いきなりツケを先に回すサベイジ戦略炸裂で,4つしかない指名権を1つ減らしました。
ベルは左足首の捻挫でドラフト期間の後半を棒に振り,トライアウトに参加しなかったためにスルーされてきたが,元々はドラフト1巡指名もあると言われていた選手。私の持っている雑誌ではILBとしてトップにランクされている。 恵まれた身体能力と,ボールの在処をかぎ分ける嗅覚を持つプレイメイカー。スピードはあるがブリッツはやや苦手でピュアタックラーとして3−4守備のILBに最適。 怪我と練習嫌いが指名順位を落とした原因だが,能力は申し分ない。
ブラウンズとしては精神面やプロとしてのテクニックを学ばせてアンドレイ・デイビスの跡継ぎとして使う意向。 どちらかといえば衰えの見えるウィリー・マクギネストに代わるOLBが欲しかった気がするが,ピュアタックラーとしてデイビス/ベルと世代交代が上手くいくなら,昨年はILBとして出場することが多かったリオン・ウィリアムズをアウトサイドに持ってくることもできるだろう。 4巡とはいえ指名権2つ使って取った選手だし,期待大。
●4巡111番目 TEマーティン・ラッカー(ミズーリ大)
次の指名は6巡・・・と思ったら,再びDALにトレードを持ちかけ来年の3巡を交換して4巡111番目をゲット! ってかゲットじゃねえだろ。というかだったらハナから来年3巡と104番目をトレードすればよかったんちゃう? っていうか絶対何か損してるだろ? って感じです。欲しい選手に目がくらんで将来の戦略をないがしろにしている感じです。大丈夫なのかなあ。
指名はTE。元パンサーズDEマイク・ラッカーの弟。 昨年は8つのTDパスをキャッチしたレシービングTE。恵まれた体格と長い手・柔らかいキャッチングスキルが長所。雑誌ではTEとして2番目・ドラフト3巡目相当すの選手とされています。指名されたのはTEで8番目ですが。 指名順位が落ちた理由は性格面。彼も練習嫌い&ウェートトレーニング嫌い。遊ぶのが好き。ブロックのシチュエーションで手を抜くことがある。 正直なところTEはウィンズローがいる上に,ベテランのハイデン,ディンキンスも安定しているので本来補強の必要はないのでは。まあ,控えの2人は年齢的に不安なのと,OCチャジンスキはTE出身なので若い選手を鍛えてより有用な駒を作ることも可能かもしれませんが。 ちなみにラッカーはミズーリ大で久々の優秀なTEということで大学時代はウィンズロー父(ミズーリ大からドルフィンズに進んだ殿堂入りTE)と大分比較されたらしいですよ。
●6巡190番目 DTアーティバ・ラビン(アイオワ州立大)
この指名権は昨年チャーリー・フライを放出してシーホークスからもらっていた物。ここは素直に指名にいきました。
インサイドのランに強いDT。3−4のNTにフィットするタイプ。重くて強いがややスピード不足って感じですね。 ジュニアカレッジ時代まではOLも経験しており,NFLでもOGとしてスカウトしたチームもあったらしい。 ブラウンズはDTとして指名していますが,長いこと苦しんだポジションですが,今年はドラフト3巡+CBボッデンで獲得したショーン・ロジャーズが先発する予定なので,その控えとしてのロースターに残れるかどうか ということになると思われます。
●6巡191番目 WRポール・ハバード(ウィスコンシン大)
これであとは7巡と思ったら,何を思ったか来年の5巡指名をトレードしてPHIからもう一つ6巡指名を獲得。まあこの指名権は元々ブラウンズの物だったのをCハンク・フレイリーを獲得するために出していた物。
ハバードは幅跳びや三段跳びでも記録を残しているアスリート。大学3年の06年に先発の座を獲得したが,昨シーズンは膝の故障でほとんど試合に出ることはなかった。 身長とスピードがあるが,もうちょっと筋肉と経験が必要。少し時間を与えられるなら化ける可能性のある選手。
WRはエースのブレイロン・エドワーズにFAでダンテ・ストールワースを加えた。今年が現役最終年になるジョー・ジュレビシャスと3人目までは駒が揃っていますが,4人目以降は貧弱なので,頑張ればロースターに食い込める可能性はあります。
●7巡231番目 DEアレックス・ホール(セント・オーガスティン大)
最後の指名は唯一元々ブラウンズが持っている指名権。
指名したのは名前も知らないスモールカレッジのパスラッシャー。一応DEですが3−4のOLB向き。まずはPSからということになるでしょう。
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基本的には下位指名権しか持たないドラフト戦略として,「能力は高いが曰く付きで指名から漏れている選手」を狙っていくという考えは間違ってないと思うし,個別に見れば指名した選手はそれぞれ魅力的です。ただここまで来年以降にツケを回してまで獲得すべきなのか,ということを考えるともうちょっと全体的にバランスを取れたんじゃないかなあ・・・と思ったりするわけですよね。
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