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GAORA 解説:濱田篤則/実況:タージン
プレイオフに向けた正念場の直接対決。 この試合に勝った方がプレイオフの席をぐぐっと近づける一戦。絶対に負けられない試合です。
8勝5敗・現時点でプレイオフ争い2番手のブラウンズはこの試合に勝ってTENが負ければプレイオフ確定。 7勝6敗のビルズはここで勝てばブラウンズを引きずり下ろして8勝で並び,かつ直接対決勝利で一気にプレイオフ争いの2番手にあがる。
この日の天気予報は雪。 悪天候であればラン攻撃と堅実な守備のビルズが有利になるのではないか?パス攻撃主体で守備がリーグ最下位のブラウンズは厳しいのではないか?との声あり。
BUF 0 − 8 CLE
放送開始,早々に試合開始前のフィールド。なんだこれ? 雪山? 第15週。ボストンの試合の雪,ピッツバーグの試合のグランドコンディション,ジャイアンツ戦の風。「悪天候」と書いてきましたが,この試合のクリーブランドに比べたら可愛いもんだった。 雪? いや吹雪ですよ。ブリザード。本当に。全てにおいて最悪。 ランが有利ったってカットなんかできるわけないし。 もちろんバスはもっとダメです。革が堅くて投げにくくて捕りにくい。普通のミドルパスですらヘイルメリークラスのミラクルプレーになる状況。
この試合でボールを支配したのはブラウンズRBジャモール・ルイス。33回のキャリーで163ヤード。ルイスを獲得したときは「何で今更」と思ったもんだけど,冬のクリーブランドにパワーランナーは実に効果的。徐々に本領発揮してきた感じ。ビルズ自慢の新人RBコンビ,マーション・リンチ,フレッド・ジャクソンが2人合わせて100ヤード行かなかったことをみてもベテランの力は偉大だなあ。
攻守のラインは本当に素晴らしい活躍。完全にビルズのラインをコントロールした感じ。攻撃ラインは最近いつもいいのだが,この試合は守備ラインも良かったっす。
でもって何よりも素晴らしかったのがキッキングチーム。 Kフィル・ドーソンの2FGは神業ですよ。第1Q・1本目の35ヤードですらすげえと思ったのに,第2Qの2本目は49ヤード。晴天ですら入らないこともあるのに,どうやれば,これが入れるのか? ギリギリで左からぐにゃーっと風に流されたボールがど真ん中に。BAL戦同様に支柱に当たるFG。 向こうの新聞ではドーソンを「wizard of blizzard」と。本人は「初めてゴールの外を狙って蹴ったよ」と。そして「スナップもホールドも良かった。特にPザスツディルのホールドが素晴らしかった」と言ってます。 ドーソンの素晴らしさは言うまでもないことですが,確かにチームとしての力は大きいです。一方のビルズがパントシチュエーションでロングスナップが高くなってしまい,セイフティで2点献上したのと比較しても素晴らしいです。
第4Qの最後は同点を狙ったビルズの必死のドライブで手に汗を握る展開。 最悪の状況でも緊張感のある試合になったのは両チームターンオーバー無しの引き締まった試合だったから。
とにかくこの過酷な試合を制してプレイオフはぐいっと近づきました。
<放送の感想> ・タージンが「ブラウンズはジャモール・ルイスの加入によって大躍進」「RB1人でチームが変わった」と連発。はあ?何いってんの?と思ったんですが,この試合を見て,まあそう思われても良いかなあ…と。 ・CBSは試合前に両チームのプレイオフ争いを80年代の強豪の復活と捕らえその頃の映像が。ブラウンズではコーザー,スローター,マック,ニューサム・・・懐かしすぎ。ビルズはケリー,リード,サーマン,ブルース,そしてこの日の解説スティーブ・タスカー。結局それが言いたかっただけか?
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