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GAORA 解説:河口正史/実況:近藤祐二
勝てばプレイオフが決まるブラウンズと,目の前でのライバルのプレイオフ進出を阻止したいベンガルズのオハイオダービー。
93年に,マービン・ルイスHC就任年のベンガルズは,最終戦に勝てばプレイオフ進出だったが,地元で4勝11敗・5連敗中だったブラウンズに22−14で負けてプレイオフを逃すという屈辱を味わっていて,その雪辱戦でもあるわけです。
とはいえ木曜の試合でスティーラーズが既に勝っているので,ブラウンズにとっては勝たなければならない試合。
強風でコンディションは良くないようだけど,先週の雪山訓練よりはマシなはず。
CIN 19 − 14 CLE
あー。まけたー。 ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・
思い出したくない展開ですが,思い出しましょう。
第1Qはブラウンズペースだったはずです。CIN攻撃はパーマーのオーディブルが裏目に出ていたし(河口さん談)ジャマール・ルイスのランは好調。CBリー・ボッデンも良いところでインターセプト。 ただ得点圏に持ち込みながら最初のシリーズはFG失敗(というかスナップが多少ズレてホルダーのPザスツディルがファンブルして蹴ることも出来なかった)。 2回目は強風の中のFGトライを避けたのか,敵陣19ヤード4thダウン1ヤードでギャンブル。ブラウンズ自慢の左サイドへのパワーランに行きますが,もうCINは全員が左サイドに突っ込んでくるような読まれまくりの守備で止められて無得点。 個人的には「ブラウンズペースだから」とここで確実な3点を取らなかった事が敗因ではないかと。 結局,ブラウンズペースだったのはここまで。
第2Qに入ると早々にFGを決められ,次のシリーズでもまたFG。これもキックがバーに当たったり,ホルダーがスナップを取り損なっていてもギリギリで蹴れたり,少しラッキーな面もあってモメンタムがCINに傾きながら,6−0。 なにしろ向こうのRBケニー・ワトソンを止めることが出来ません。元々最悪のラン守備ですが,最近向上していたはずなんだけど,止められる気がしません。アーリーリードを取って向こうのラン回数を減らさないとヤバいです。
その後パントの蹴り合いがあって,前半残り1:27でブラウンズの攻撃シリーズは自陣43ヤードとまずまずの位置から。 時間を使って出来ればTDで逆転,悪くてもFGまで持って行って前半を6−7ないしは6−3で終わる というのがクレネルのプラン というか誰でもそう思うでしょ? ところがその最初のプレーでQBデレク・アンダーソンがRBジェイソン・ライトに不用意なパスを投げてインターセプトを喫し,一気にCLE陣5ヤードまでリターンされてもくろみとは逆にTD機を与える展開。 簡単に1プレーでTDを取るCIN。 6−7にしたかったのに13−0。 「ぐわー最悪!」とTVに向かって叫んでしまった私だが,これが「最悪」ではなく下には下があることを直後に知ることになるのだった。
前半残り1:05。プロボウラー,ジョシュ・クリブスが自陣35ヤードまで戻したがパーソナルファールで罰退。自陣20ヤードからの攻撃。 まあ,もうこのまま終わればいい場面です。 ところがデレクが最初のプレーで不用意なショートパスを・・・はあ?何やってんの?…でインターセプト。2球連続不用意なパスでインターセプトってあり得ないでしょう。 ミドルパスとワトソンのランでCINがTDを追加。2ポイント狙ってきたけど,なんとかこれは阻止。 それにしたって残り1分弱の状況から40秒弱で13点献上ってあり得ないでしょ。この大事な試合で,この不用意さは何なのか。 解説の河口さんも「戦術とかそういうんじゃなくて純粋にメンタルの問題じゃないですか」とか厳しいことを言ってます。 あわよくば6−7で終わりたい と2分前まで思っていたのに,気がつくと19−0。でろでろです。
後半はとにかく3つTDを返さないと逆転できないのです。 最初のシリーズ。時間は掛かるけど有効なルイスのランと短いパスでつないで敵陣9ヤードまで攻め込んだんですが,ウィンズローへのパスは守備2人がかりでインターセプトされてタッチバック。「ダブルマークだけどミスマッチだから身体能力でウィンズローになんとかしてもらおうって事なんですかね?」と河口さんに聞かれても…というパス。あー。
次のシリーズはなんとか今日は出番の少ないWRブレイロン・エドワーズへのTDパスが決まって19−7。これで2ポゼッションゲームにして第3Qは終了。
第4Q最初のCLEの攻撃は敵陣29ヤードまで攻め込みますが12点差で3点取っても意味が無く,4thダウンギャンブルに出ますが失敗。本日2度目。
第4Q,2度目のシリーズ。クリブスのパントリターンが良く,ほぼハーフウェイラインからの攻撃。敵陣17ヤードまで攻め込んで・・・ショートパスをインターセプト。本日4本目。あちゃー。終わった・・・。
と思ったらCIN最初のプレーでCBリー・ボッデンが本日2つめのインターセプト。ボッデン,今季は怪我の影響か決して良くないんですが,勝負所でのビッグプレーが多くしびれる選手です。
敵陣16ヤードからの攻撃で,これはきっちりエドワーズへの2つめのTDパスにつなげて19−14。残りは5:57。逆転の可能性が出てきました。
しかしCINの攻撃は調子のあがらないQBパーマーからのパスなら止められたんですが,徹底してワトソンのラン。9プレー中8プレーがワトソン。4分以上使われ,ブラウンズはタイムアウトも1つ使わざるを得ない状況。 しかしブラウンズ陣17ヤードでLBアンドレイ・デービスのナイスタックルでワトソンがファンブル。 残り1:48でなんとかボールを取り戻す。
ここからショートパスをつないで何とか敵陣29ヤードまで攻め込みますが,ここで時間切れ。せめてタイムアウトがもう一つあれば・・・という所までは攻め込んだんですが。
本日の総括。 ?デレク・・・ キャリア最悪の4インターセプト。しかも全てがキープレイ。2つが相手のTDに直結し,2つが自分の得点機。 良いときと悪いときの差が激しすぎ。間違いなく今年のシンデレラQBですが,既に魔法は解けて灰だらけのシンデレラに戻ってしまったのか? 今後のQB問題もあるだけに,今年はプレイオフに行って自分の力をチームの内外に示さなきゃいかんのですよ。この重要な試合にボロボロでプレイオフを逃すことになると,「肝心の試合でダメなQB」の烙印を押され,当然ブレイディ・クイン待望論が起こってくるはず。厳しい立場になってしまいました。
?ラン守備・・・ ある程度予想されたことですが,ワトソンが全く止められませんでした。絶望的になってきましたが,とにかく守備ラインNTを強化しないとはじまりません。なんとかして下さい。
?強豪チームへの道 遠いです。多少注目されるようになると,やはり相手に研究されます。 この試合でもブレイロン・エドワーズへのロングパスは徹底マーク。ショートヤーデージでのランは左に偏重して止める。クリブスには素直にキックせずリターンさせない。 これだけでブラウンズは厳しくなります。今日はエリック・ライトがショートパスなどで働きましたが,もう一皮むけないと厳しいかもしれませんね。
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で,NYJが役に立たず,TENが勝ちました。
これでプレイオフに行けるかどうかはブラウンズの手を離れました。 最終週はブラウンズの勝敗に関わらずタイタンズが勝てばタイタンズがプレイオフ,タイタンズが負ければブラウンズがプレイオフという完全なる他力本願。
タイタンズの相手はコルツ。すでにプレイオフでのスポットは2番目に決まってますから,無理する必要がないわけですが・・・。お願いだから先発QBジム・ソージとかは勘弁してください。
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