NFLを中心とした備忘録
G+ 解説:後藤完夫/実況:有馬隼人

16試合制になって初の全勝のかかったNE。
対してプレイオフ出場を先週決めたNYG。今後のことを考えて先発選手を温存して,無理をしないのではないかという噂もあって試合がどうなるか,蓋を開けてみないとわからない状況だったんですが…。

どうしてどうしてジャイアンツ,完全にベストメンバーで非常に気合いの入った試合でした。本当に面白い試合でした。
NE 38 − 35 NYG

とにかくNYGの攻撃ラインが序盤から本当に気合いの入った素晴らしいプレーを見せました。ランの穴を開け,ブリッツをピックアップして,「俺たちが全勝を止める」という気合いに溢れてました。

オープニングドライブのNYG。イーライからWRプラクシコ・バレスへの52ヤードパスなどでボールを進め最後はRBブランドン・ジェイコブスへのショートパス。ジェイコブスが気合い充分のランアフターキャッチで最後はエンドゾーンにだいぶしてTDで7点を先制。
ペイトリオッツがオープニングドライブでTDを許したのは今季初。

次のNEのドライブ。ショートパスとRBローレンス・マロニーのランでレッドゾーンに持ち込むが,最後はNYGの守備が気合いで守りFGに止めます。
3−7。何とか同点に追いつくのは止めます。

しかしジャイアンツの攻撃シリーズは3アンドアウト。

ペイトリオッツの第2ドライブはやはり同じようにショートパスとマロニーのランで堅実に進んで,最後はQBトム・ブレイディ−WRランディ・モスのホットラインでTD。
このTDでNFLの1シーズン通算得点記録でモス新人時代のMINの記録を更新。
更にQBの1シーズンTDパス数でブレイディがマニング兄の記録に並び,WRのTDパスキャッチ数でジェリー・ライスの記録に並び,2つのNFLタイ記録が誕生。
モスも得意満面のTDセレブレーション。一気にモメンタムが。これでこのまま行くのか…というムードが流れる。

しかしこのモスのセレブレーションがペナルティを取られキックオフは15ヤード下がった位置から。
そんなこと体制に影響はないはずだったと思われたんですが…。
ここでNYGドミニク・ヒクソンが起死回生の74ヤードキックオフリターンTD。流れをぐぐっと引き戻す。10−14。

しかし相変わらずマロニーのランとレシーバーを散らして投げ分けるショートパスで進むのを止められない。最後の最後でNYG守備陣が頑張ってTDだけは許さない展開。それでもFGを2つ立て続けに決めて逆転。16−14。
しかも2本目は2ミニットをまたぐロングドライブで前半残り1:59とNEリードで前半を終えるいつも通りの展開かと・・・。

しかしここでもNYGが驚異的ながんばりを見せる。このドライブの主役は骨折したTEジェレミー・ショッキーの代役を務める新人TEケビン・ボス。ここまで5回しかレシーブしていない男がこのドライブだけで3回のレシーブ。しかも最後は自身2つめのTDキャッチ。
これで再び生き返ったNYGが16−21とリードして前半終了。

後半になっても接戦は続く。最初のNE攻撃シリーズを3アンドアウトに止めると,マクウォーターズがナイスパントリターン。
これで得た好ポジションを活かし,最後にバレスがスーパーキャッチでTDを追加。16−28。この試合初めて7点以上の点差が開いてジャイアンツがリード。

直後のNEの攻撃。レッドゾーンまで持ち込むところは前半と同じ。しかしここまで頑張ってきたNYG守備陣がここでインターフェアで罰退。
最後はマロニーのパワーランでゴリッと持ち込んでTDを返す。23−28で再び5点差に戻す。

ここから両守備陣が頑張りパントで終わるシリーズが続いて第4Qに突入。
そこから展開を変えにいったのはやはりブレイディ。

自陣35ヤードからの攻撃。2ndダウンでモスに40ヤードくらいのパスを投げるが,これをモスがドロップ。ほぼフリーだったのに。
次のプレーでリプレイのように同じ所にいるモスに今度はヒット。そのままモスが守備選手を振り切って一気にTD。
このTDでブレイディとモスがNFL新記録を樹立。
2ポイントコンバージョンを決めて,31−28とNEが後半初のリードを奪う。残りは11:06。

気合いのはいるNYGの攻撃。3プレー目。プレッシャーの掛かったイーライからサイドラインのバレスへのパス。コントロールが乱れNEのCBエリス・ホブスがインターセプト。肝心の場面でこの試合唯一のターンオーバーが出た。

ここでペイトリオッツは5分以上を費やすドライブで,最後はマロニーのパワーラン。38−28。残り4:36。16連勝達成決定,というモードになってきました。

しかしNYGは諦めず。最後はイーライからバレスのホットラインでTDを追加。38−35。残りは1:04。

最後のオンサイドキックに運命を託すが・・・これはNEブレイベルがカバーして万事休す。
35年ぶり,16試合制になって初のレギュラーシーズン全勝を達成した。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

感想/どうやったらNEに勝てるのか

・ある程度の失点は覚悟して確実な加点が必要
・攻撃陣のポイントはNE守備のブリッツ処理。RB・WRも対応が必要
・ロングゲインを許さず,レッドゾーンからの攻撃を強いることでブレイディの選択肢を減らす
・一つのミスは命取りになるので重要な場面では堅実なプレーを。

まあ,当たり前のことですけどね。
2007 12/30 20:04:27 | NFL観戦記 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧