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G+ 解説:河口正史・松本直人/実況:蛯原哲
直前に「負けても来年はプレーしたいね」と発言したとされるQBファーブのGB。 ファーブを育てたHCホルムグレン,ファーブの控えだったハッセルベックというSEAの宿命の対決。
ちなみに前日のESPNではキーマンはGBの新人RBライアン・グラントを指名。理由は一般的なイメージと違ってラン攻撃が強いのはアレクサンダーのSEAよりGBの方なので,それが生かせるかどうかが大きいから と。 さすがにESPNの解説者,言ったとおりの展開でしたよ。
SEA 20 − 42 GB
雪が降りしきる中でのキックオフ。さすがにランボーフィールドは寒そうです。
GBの攻撃で試合開始…と思ったら最初のプレーで本日のキーマン,グラントがファンブル。SEA守備の柱の1人LBローファー・タトゥープがリカバーし,エンドゾーンまで1ヤードまでリターン。 SEA最初のプレーでRBアレクサンダーが押し込んでTD。なんと開始20秒でSEAが7点先制 [7-0]
気を取り直してGBの攻撃…と思ったら2つめのプレーで本日のキーマン,グラントがファンブル。SEA守備の柱の1人Sジョーダン・バビノーがリカバー。コピペかっ!という展開。 今度はハーフウェイライン当たりからの攻撃でしたが,小気味よく進んで最後はハッセルベックからWRボビー・イングラムへのTDパス。4分弱で2TD。 [14-0]
ここでレギュラーシーズン10点差以上は成されたチームが逆転できる可能性は0.5%というGBにはいやなデータが。 グラントにはファーブが声をかけています。「気にすんな。俺が取り返してやるか」とか,そんなことを言ってるんでしょうか?
ここでファーブにスイッチが入ったのか(というかその前の2シリーズパス投げてないけど)びしびしとパスを通し始めます。 グラントのランを1回挟んだけど5本連続パス成功でWRグレッグ・ジェニングスへ今日1本目のTDパス [14-7]
落ち着きたいSEAですが,次の攻撃は3アンドアウト。先週もSEAは相手が調子に乗りそうな重要な場面で1stダウンが取れなかった記憶が…。このあたり課題なんでしょう。
次のGBの攻撃。 キープレーは自陣39ヤードからの3rdダウン7。ファーブからTEババ・フランクスへのパスは成功し,フランクスが必死で体を伸ばすが,1stダウンには足りず,インチーズで4thダウン。ところがこれに不満のファーブがHCに「チャレンジした方が良い」とアピール。ボールの位置を巡ってチャレンジ。これが成功し,1stダウンを獲得。 このチャレンジ成功が完全にGBにモメンタムが移るきっかけになった。 このドライブ,グラント,グラントで5プレー49ヤードをランで稼ぎ,最後も新人RBのプレイオフ初TDで同点に追いつく。 [14-14]
第2Q 最初のプレーでショートパスを取ったSEAのTEマーカス・ポラードがファンブルしてターンオーバー。どんどん激しくなる雪の中で,ボールが手につきません。 SEA陣18ヤードからのGBの攻撃は3プレー,最後はジェニングスが本日2本目のTDパスキャッチで,あっさりと逆転 [14ー21] 両チームとも非常にあわただしい攻撃が続く感じ。
ここでSEAが初めてじっくりと攻撃。ハッセルベックのショートパスを主体に攻めて,6分を超すシリーズで自陣から敵陣9ヤードまでじわじわ進む。しかしライン戦で優位に立つGBがアレクサンダーのランをシャットアウト。TDを奪えず,FG止まり。 [17-21]
GBもじっくりとグラントのランで攻撃。ランが出始めたため,SEAの守備は的を絞りきれず,ファーブのパスも面白いように決まります。7分弱のロングドライブ,最後はグラントが2本目のラッシングTDで前半終了 [17-28]
前半について解説の2人のコメント 松本さん「とにかくファーブが凄い。グラントのランがこれだけ出ればパスを通す事なんて簡単。(今38歳だけど何歳までできそうですか?の質問に)んー,52歳?」 河口さん「思った以上に力の差がある。最初の2つのファンブルは試合を面白くするための自己演出じゃないかと思うくらい。SEA守備はコンサバすぎで,後半仕掛けないとダメ。(途中,ファーブがサックされかけてよろけながら投げたパスに『よちよちポトポトパス』と名付けたことに)本当にセンスのない名前で…もうちょっと頑張って考えれば良かった」
後半,SEAからの攻撃はあっさり3アンドアウト。
GBはグラントのランで時間を使いながらじっくり攻め込む。河口さんも「仕掛けないとダメ」って言ってるのに,全く守備が絞り込めず,ラン・ラン・パス・ラン・ラン・パスとテンポ良く攻撃を進められてあっさりファーブが本日3本目のTDパスをRBブランドン・ジャクソンにヒット [17-35]
18点差になりGB守備陣は短い距離なら進まれても構わない守備に変更。 それにはまるようにじりじりしか進めず時間も掛かってしまうSEA。7分を超すドライブは,どうしてもTDが欲しい攻撃。ハッセルベックがエンドゾーン内で,どフリーとなったTEポラードへ完璧なTDパス。ところが降りしきる雪が目に入ったのか,これをポラードの両手の間をすり抜けてインコンプリート。 結局,4thダウンはギャンブルせずFGを追加。[20-35]
もう時間を使いたいGBはここはグラント・グラントで。 途中43ヤードのビッグゲインもあり,最後はグラントが本日3本目のラッシングTD。 [20-42]
その後は攻めきれないSEAと,時間を使うだけのGB。だらだらと試合が続き,最後はファーブもグラントも引っ込んで控え選手で。 予想以上に大差での決着になりました。
とにかく,ライン戦で攻守共にGBが圧倒。SEAはホルムグレンがコンサバな戦術に終始し,劣勢を跳ね返すためのアジャストが出来なかった印象でした。
とにかくGBはファーブ&グラント。ベテランQBと新人RB,DENのエルウェイ&テレル・デービスを想起させます。このままスーパーまで…と期待させるほどのGBが圧倒した試合でした。
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