NFLを中心とした備忘録
GAORA 解説:村田斉潔/実況:有馬隼人

NEのパーフェクトシーズンに立ちはだかる最強の敵登場!って感じでしょうか? 一番のっているチームで,倒せる可能性があるとすればJACという声はかなり聞こえてきます。

まず今年のパッツを倒せる可能性としては守備ラインがしっかりブレイディにプレッシャーをかけられることが前提条件。プレッシャーの無い状況では好き放題やられるし,常にブリッツをかけたのでは,レシーバーがオープンになってモスやウェルカーにやりたい放題されてしまうので,フロントの4人でプレッシャーをかけることが重要です。
ジャガーズは守備ラインの強さに定評があります。

それでもパッツ相手で30点程度の失点は覚悟して,35点以上取れる攻撃力も必要です。
ジャガーズ攻撃は2つの点でNEから点が取れる可能性があるのではないか,という論調。

1.レシーバー陣が長身
   これは今までの対戦相手でもあったけどNEのDB陣は割と小さいのでつけいる隙があるかも
2.ラン攻撃が安定
   NEのラン守備がよく見えるのはアーリーリードで相手がパス主体になるからで序盤からのランは有効なはず

さて,そのようにいったのでしょか?
JAC 20 − 31 NE

[第1Q]
・JAC最初のドライブ。ラン主体で来るという大方の予想を裏切りQBデビッド・ガラードからのショートパス主体の攻撃。
・NE陣43ヤードの4thダウン1ヤードでギャンブル。ここでも裏をかくパスでガラードがTEメルセデス・ルイスに34ヤードをヒットしレッドゾーンへ
・最後はガラードが倒されながら,WRマット・ジョーンズに8ヤードTDパスをヒット [7-0]
・このTDパス投げる前にガラードが膝をついていたか微妙でベリチックが靴下から赤旗を出すが,チャレンジはせず

・NE最初のプレーはJACのDTジョン・ヘンダーソンがブレイディをサック。きっちり守備ラインでのプレッシャーをかける
・しかしそれで抑えられるNEではなく,次のプレーもターゲットをカバーしたが,RBローレンス・マロニーへのショートパスから33ヤードのロングゲイン
・JAC陣40ヤードではお返しの4thダウンギャンブルでモスへのロングパス
・最後はTEベンジャミン・ワトソンへの3ヤードTDパス。[7-7]
・これでブレイディはポストシーズン13試合連続TDパス成功でダン・マリーノに並ぶリーグ2位の記録(1位はファーブの17)

・JAC2回目の攻撃シリーズはNEのDTタイ・ウォレンがガラードをサック。ファンブルフォースでターンオーバー。

[第2Q]
・サックで得た攻撃は「名脇役」(by有馬さん)のRBケビン・フォーク中心にボールを進め最後は主役のマロニーが1ヤードTDラン。マロニーちゃん鍋物では脇役だが[7-14]

・JACも気落ちせず攻め込る。相変わらず好調なショートパスとフレッド・テイラー,モーリス・ジョーンズ=ドリューの両RBを絡めロングドライブ
・7分を超すドライブの締めくくりはWRアーネスト・ウィルフォードへのTDパス [14-14]

・残り7:46からNEもロングドライブを開始。ブレイディのショートパスがびしびし決まる
・2ミニッツを切ってレッドゾーンに入るもOGニールのチョップブロックで15ヤード罰退
・35ヤードのFGを狙うがこれを失敗

〜前半終了〜
・同点もややNEペース。ターンオーバーが痛い。
・ここまでガラードはパス成功率12/14,ブレイディが12/12。何事?

[第3Q]
・NEの攻撃シリーズ。ショートパスとマロニーのランを織り交ぜて前進
・途中,この日初めてのパス失敗(ワトソンのドロップ?)
・エンドゾーンまで6ヤードで,NE得意のショットガンからモーションしたフォークがダイレクトスナップを受けてオフガードに飛び込むプレー…
・と,思わせて実はブレイディが懐にボールを潜ませる名演技。JACはレシーバーもカバーしていたけど小柄なウェス・ウェルカーは見失ったのか,ウェルカーへのTDパス成功[14-21]

・JACは後半に入り当初の予想通りのラン攻撃主体でごりごり進む攻撃
・レッドゾーンに侵入するが,フォールススタートで罰退
・結局最後は39ヤードのFGに終わる [17-21]

・NE攻撃はマロニーが29ヤードのロングゲインで自身初のポストシーズンでのラッシング100ヤード突破
・最後はワトソンへ今日2本目のTDで。初めて2ポゼッションゲームになる [17-28]

[第4Q]
・JACはキックオフリターンでホールディングを犯し,自陣7ヤードからの厳しい攻撃
・再び攻撃の軸をショートパスに。ガラード好調持続
・敵陣9ヤードまで入り1stダウンを獲得するが,最後の最後で攻めあぐねFG。なんとか8点差の1ポゼッションゲームに戻す [20-28]

・NEの攻撃は自陣20ヤードから
・スクリーンプレーがブレイクするがブレイディがとっさの判断でWRストールワースにターゲットを変更。ストールワースも自分のアイシールドにボールをぶつけながら好捕し,53ヤードゲインで一気にレッドゾーン目前へ
・この日2本目のパス失敗(ウェルカーのドロップ?)もありTDは取れずにFGも再び2ポゼッション [20-31]

・残り6:39,自陣15ヤードからのJAC攻撃
・ガラードがショートパスとスクランブルで前進
・自陣32ヤードでの4thダウンギャンブルは,デニス・ノースカットへのパス成功に加え,Sロドニー・ハリソンのアンネセサリーラフネス(15ヤード罰退)もあり大きく前進
・敵陣41ヤードで再び4thダウンギャンブル。これh汚名返上でロドニー・ハリソンがインターセプト。
・ハリソンはポストシーズン4試合連続インターセプト(リーグ記録タイ),ポストシーズン7本目はチーム記録

・残り3:46からのNEは1stダウンを一つ獲得して時間をほぼ使い切り試合終了

以下は記録&雑感
・ブレイディはパス成功率26/28=92.9%でポストシーズンNFL記録。かつての記録は86年NYGフィル・シムズが88.0%,89年SFジョー・モンタナが86.7%
・JAC守備ラインは良くプレッシャーをかけてましたが,それが全くストレスにならないプレーぶり。これでは手がつけられない
・モスを常にダブルカバーし,レシーブ1本に抑えたが,ウェルカーが9本54ヤード,フォークが5本36ヤードとショートパスをずばずば通された
・RBマロニーが22回122ヤード。JACは本来ラン守備強いはずだがパス守備に注力してやられたか?
・結局JACとしては2つのターンオーバーが全て。NE相手にミスは禁物。特に前半のファンブルは痛い。リードして前半を終われば違う展開もあったかも。

ということで今日(今選手入場を見ていますが)のSD@IND勝者との対戦が楽しみです。
2008 01/14 01:24:08 | NFL観戦記 | Comment(0)
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