窓硝子に写るビルたちは
ひどく単調で退屈だ
忙しく走る車は
醜悪な鉄の塊にしか見えず
コンクリートに阻まれた視界は
妙に冷たく絶望的だ

それが世界だった
どんなに夢を見ても
今見えているたったそれだけが世界の全てだった

白い鳩が視界の隅で墜落した
平和が墜落した

それでもビルは相変わらず乱立していて
車は走り続けている

世界は変わらない

きっと世界は
人間を閉じ込めておく監獄なのだろう


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更新が遅くなってしまいました;
2006 01/26 21:04:18 | | Comment(0)
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