最近はメールやチャットという人同士の意思疎通の手段が発達したおかげで、文字を書かなくなったこともそうだし、手紙というものもほぼ書かなくなった。 学生の頃に友達と交換日記や手紙を書き合った時代が懐かしい。 毎日学校から帰ったら、その日のことを可愛いノートやメモ帳に書き、その情報や時にはちょっとした秘密を友達と共有するという、あの感じが今の子たちには恐らく全くないだろう。 便利なのはありがたいのだが、私はちょっと昔なアナログな感じが好きな人間なので、可能であればちょっと昔に戻りたいとさえ思う時もある。苦笑 最近は完全消滅的なお正月の年賀状だって大好きだ。 あのお年玉の当選番号も好きだし。笑 今年が誰から来るのかなとドキドキしていたが、今はそのような楽しみはめっきりなくなってしまった。 そんな年賀状と同じように段々と姿を消していっているのが、「暑中見舞い」であろう。 多分これに限っては年賀状以上に書く人が少ないと思われるのだが、これも季節を感じられる便りの一つなので私は好きだ。 しかしこんなことを書いている私でさえも、暑中見舞いに関しては最近めっきり書くことが減ってしまった。 誰か文通相手でもできれば違うのだろうが、そんなことをしてくれる人はまだこの世の中にいるだろうか。
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