口内炎はいろいろな種類に分けます。以下は三つの種類を紹介させていただきます。では、一緒に勉強しましょう。 アフタ性口内炎 一番よく見られるタイプの口内炎です。一個または複数同時にできることもあります。話したり飲食による接触刺激で強い痛みを感じます。通常は1未満の境界がはっきりした白い潰瘍、その周りが赤く盛り上がっています。ごく初期の頃は白い潰瘍部分が目立たないことがあります。通常12週間で自然に治癒します。 ウイルス性口内炎 ウイルスが原因でおこるものにはヘルペス性口内炎、手足口病、ヘルパンギーナがあります。ヘルペス性口内炎は単純ヘルペスウイルスによる初感染で起こり、生後6カ月以降から3歳までのの乳幼児に多く、口の中に小さな水疱の集まりができ、それが破れて口内炎の症状がでます。唇や口の周りなどにも発疹が見られます。他に、発熱、リンパ節の腫れ、食欲低下、また口の中の痛みにより食べ物・飲み物を受け付けなくなったりします。また口臭も強くなります。 カンジダ性口内炎 免疫力の落ちた高齢者や乳幼児に起こりやすく、口の中に常在するカンジダ菌というカビの一種によって引き起こされます。普段はある程度以上には菌数が増えないように他の菌と共存していますが、ステロイド剤や抗生剤の投与、免疫が低下している状態、糖尿病などにより常在菌の間のバランスが崩れるとカンジダ菌が異常に増殖して起こります。口の中に白い苔のようなものが付着しガーゼなどで拭い取ることができますが、その下の粘膜は赤く炎症を起こしたようになっています。ひりひりするような痛みを伴います。
以上は口内炎を紹介いたしました。歯の健康のために、今日から口腔をきれいに保ちましょう。
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