提灯といえば、最近、緑色の提灯を見かけませんか? 私は、映画館のCMで見かけました。すみません、下戸なもので。

正式には「緑提灯 地場産品応援の店」というそうです。国産食材を半分以上使用していると、緑色の提灯を掲げることができます。しかも、国産品の使用率に応じて、1個〜5個の星印が表示されてます。50%なら★1個。60%なら★2個。90%以上なら★★★★★です。わかりやすいですね。

国産食材が半分以上使われていると、食品の安全性にも信頼が置けますよね。安いからしかたがないのだけれど、輸入食材というのは燃料も時間もかけて外国から運んでくるわけで、エコロジーとは言いがたいものです。それに不景気の今、わざわざ外国にお金を払う必要もないですし。ちょっと高めでも国産品のほうが、むしろ不況の打破に役立つはずです。

飲み屋といえば、赤提灯。とはいえ、おじさんのイメージがして女性はちょっと入りづらいかも。でも「緑提灯」だったら、なんとなく良い気がしませんか。飲み屋であることに変わりはないのですけれど、どちらかというと、私なら緑色の方のお店に入ってしまうと思います。だって、やっぱり、国産の方が安心です。

星の数は店主の自己申告なのですが、違反したときの罰則は「『反省』と書いた鉢巻をする」とか「坊主頭になる」といったちょっとお茶目なもの。やっていることは、日本の食料自給率を上げようというとても真面目な趣旨なのに、罰則が厳しくなくて遊び心があるところが楽しいと思います。
2009 08/02 01:34:35 | 経済 | Comment(0)
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