今しかないカモ;;;
【ロンドン=森千春】ブラウン英新首相(56)は28日、新内閣の名簿を発表し、新政権をスタートさせた。

 重要ポストの外相には、ブレア前首相に近い若手のデビッド・ミリバンド環境相(41)を抜てき、財務相の後任には、自派閥のアリステア・ダーリング貿易産業相(53)を充てた。新内閣は、与党・労働党内のブラウン派とブレア派を融合した布陣で、安定した政権基盤を確立する首相の狙いを体現した形となった。

 ブラウン氏にとって、今回の組閣は、自身が目標に掲げた「変革」を遂行する第一歩となる。ジャッキー・スミス下院院内幹事長(44)を女性では初の内相に起用したのも、その表れだ。

 ブレア政権下の労働党は、ブラウン派の議員たちがブレア早期退陣を求めてブレア派と対立する構図が繰り返され、支持率を減らす要因となっていた。ブラウン氏は、首相に任命された後の演説で、「古い政治では変革はできない」として、党内対立を克服し、幅広く人材を起用する考えを示していた。

 組閣の目玉は、ミリバンド氏の外相起用。氏は、2006年5月から環境相を務め、清新なイメージと政策立案能力を兼ね備えていることから、国民の好感度が高い。労働党内では、ブレア、ブラウン両氏の後を継ぐ次世代のホープとみられている。

 ダーリング氏は、ブラウン氏の信頼が厚く、社会保障相、労働・年金相、運輸相、貿易産業相を歴任した大物だが、首相への野望はないと言われている。

 国民が改革を強く望んでいる教育、医療の分野にも、ブラウン、ブレア両派から起用した。

 教育分野では、初等・中等教育と、高等教育の所管を分割して、前者を担当する閣僚に、ブラウン氏の知恵袋的存在であるエド・ボールズ氏(40)を配した。ボールズ氏は財務省の閣外相としてブラウン氏を支えてきた側近中の側近で、公立学校改革への意欲を示すことになる。

 教育と並ぶ重要改革分野である医療を担当する保健相には、ブレア氏に近いアラン・ジョンソン教育相を充てた。

 ブラウン氏は、党内のバランス人事だけでなく、下院第三党である自由民主党との協力も模索している。憲法改革などの分野で、内閣外に「顧問」ポストを用意し、自由民主党議員を充てる意向だ。27日には、ブラウン氏自ら、同党のシャーリー・ウィリアムズ上院議員と面会して協力を求めた。

 ブラウン氏は次の総選挙で、労働党の4連勝達成を目指しているが、デビッド・キャメロン党首率いる野党・保守党と、支持率が拮抗(きっこう)している。自由民主党との連携を求めるのは、総選挙後をにらんだ布石との見方も出ている。

(2007年6月28日22時29分 読売新聞)

 どんなふうになるんでしょうねぇ。
2007 06/29 11:20:05 | none | Comment(0)
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