2005年 11月 16日 の記事 (1件)


平成17年度末見込みでとうとう538兆円に達するらしい。

ちなみに日本のGDPは約515兆円。

ちょっと寒気がした。
経済学部にいる人ならこの数字の意味するところは分かると思う。

正式な定義ではないけど分かりやすくいえば、日本全体で一年間で新たに稼ぎ出す収入(GDP)よりも日本の政府(国のみ)が抱える借金(国債発行残高)の方が多いということ。


ぶるるるる。


少し前に発表された世界経済フォーラムの国際競争力ランキングでは、日本はとうとう世界の12位に転落。明らかに足を引っ張っているのは、日本政府の財務体質。それさえなかったら、相当上位に食い込んでくるだろうけど。


ちなみに、上位5ヶ国のうち3ヶ国が北欧の国々(1位フィンランド、3位スウェーデン、5位デンマーク)。ゼミで教育政策の国際比較をしていく中でわかったことだけど、北欧の人達の感覚は日本人とはかけ離れているから、日本が北欧みたいになることは無理だとは思う。
こんなこと言ったら神野先生に説教されそうだな。。。


話を戻して。
日本の財政が悪い一番の原因とも言える日本政府の一年間の歳出は約80兆円強。(これは一般会計だけの数字だから特別会計はまだ別にあるけど、複雑なのでここではカット)
その歳出の中で、去年と比べて今年増えそうなのは、社会保障関係費。まぁ、病院行って国に払ってもらう保険料とか生活保護の人に支給するお金とかのことですね。他の主な支出項目である地方交付税や公共事業関係費、義務教育費などはちゃんと減っていっている。でも、社会保障関係費は削らざるをえないけど、削ることは実際には政治的に難しいし、道義的に難しいだろうなぁ。それでも、小泉さんたちはやっていくとは思うけど。
僕は65歳になって退職したら、そのときぽっくり死ねたらなぁ、って思う。退職当日まで第一線で活躍して、退職したその日に突然ぽっくりいってしまう。病気にかかりながら老いて周囲に迷惑をかけながら死んでいくよりも、あっぱれな死に方をしたい。まぁ、100%無理だろうなぁ。
僕個人としてもつ感想だけど、僕が65歳のじいさんになったときは絶対、「こんなこの先老いていくだけのじじいに年金や保険費を与えるぐらいなら、その分を教育(子ども)にまわしてほしい」って考えると思う。これからの日本を背負う子ども達に対する広い意味での教育費はいくらかかっても惜しいとは思わない。

とは思うけど、こんなこと政治家が言ったらつるし首レベルの失言になるなぁ。

そしてもう一つ聖域化されている分野があるけど、皇室改革も誰かが言い出さないといけないのだろうなぁ。それこそ文字通り命をかけることになるけど。


そうして効率的な小さな政府が実現したら、今度は効率的な大きな政府へとシフトしていくかもしれない。あくまで効率的である必要はあるけど。そのとき初めて政府が守りから攻めに転じることができる。
20年後にはくるであろうユビキタス社会に向けた総務省の取り組み。理想は北欧の国々のような社会保障の実現に向けた取り組み。いずれにしろ金がかかる。
そのためには、民間企業がこの地獄の15年間の中で実現させてきたスリム化から設備投資の拡大の動きを国も行う必要があるのだろうなぁ。守りから攻め。今の企業が設備投資を拡大するという攻めの経営ができるのも、この15年間を必死に耐えてきた守りの経営があって初めて成り立つのだろうから。守りっていえば聞こえはいいけど、要は業務縮小、リストラですな。

ゼミの先輩が言っていたけど、この先国家官僚が省庁で働く意味があるとすれば、それは「使命観」であろうと。(感ではなくあえて観を使いました)
時給に換算した給料、待遇、華やかさ、どれをとっても民間のほとんどの企業よりも劣ることになるだろうから、そしてリストラということも公務員であっても起こりうるようになってくるだろうから、あと残るとすればそれは使命観しかないと。本当にそうだなぁ。
国を背負うという使命観。それだけが官僚を動かしていくのかもしれない。

俺にはあるのか。家族に楽な思いをさせずに自分の目標を優先するのか。一生独身ならともかく。




・・・・・・・できないな(苦笑)


2005 11/16 00:05:19 | 雑感 | Comment(0)
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